「チャーハン」の版間の差分

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[[ファイル:Cha-han.jpg|thumb|right|220px|日本の中華料理屋のチャーハン]]
{{出典の明記|date=2016年3月}}
{{Infobox Chinese
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'''チャーハン'''({{zh2 | t=炒飯| s=炒饭| hp=chǎofàn| tp=| first=t}})は、炊きあがった[[飯|米飯]]を様々な具と共に[[油]]で炒めた[[中華料理]]である
 
== 概要 ==
[[File:Yeung Chow Fried Rice in Hong Kong Fast Food Shop.JPG|thumb|right|250px|[[香港]]のチャーハン。インディカ米が使用されている]]
'''チャーハン'''は、炊きあがった[[飯|白飯]]を様々な具と共に油で炒めた料理。日本以外のアジアでは[[揚州チャーハン|揚州炒飯]]や福建炒飯が有名である。生米を炒めてから煮る[[パエリア]]や炒めた生米を炊く[[ピラフ]]が存在するが、それらとの混同も見られる。
 
日本では、'''焼飯'''(やきめし)、'''炒飯'''(いりめし)、'''炒めご飯'''(いためごはん)といった名前で呼ばれることも多い。また類似の料理は[[東アジア]]と[[東南アジア]]で広く見受けられる。例を挙げれば[[韓国]]では'''ポック<small>ム</small>パ<small>プ</small>'''({{Lang|ko|볶음밥}})、[[北朝鮮]]では'''ギルムバプ'''({{Lang|ko|기름밥}})、[[タイ王国]]では'''カーオパット''' ({{Lang|th|ข้าวผัด}})、[[インドネシア]]と[[マレーシア]]では'''[[ナシゴレン]]''' (nasi goreng)、[[ベトナム]]では'''コムチェン''' ({{lang|vi|Cơm chiên}}) として定着している。広東語の音表記は'''ツァウファン'''に近い。
 
[[家庭料理]]ともされており、また加熱するだけで調理が完了する[[冷凍食品]]・[[インスタント食品]]など、幅広い製品が出回っている。自動[[炊飯器]](ご飯の保温も兼ねる)普及以前から、冷めてしまった残りご飯の利用法としても用いられる。
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炒め油は、店で多く使用されるものは[[ラード]]だが、家庭では[[植物油]]の使用頻度が高い。
 
食材の準備が出来てからの調理法は、おおよそ以下の通りである
# まずネギやハムなど、具のみじん切りを十分に炒め、いったん皿に取る。
# 充分に熱した[[中華鍋]]や[[フライパン]]に食用油を入れ、溶き卵を入れる。
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== 中華料理屋のメニューとして ==
[[File:Ramen with half sized fried rice(ラーメン半チャーハンセット).JPG|thumb|right|250px|ラーメン半チャーハンセット]]
庶民的・大衆的な中華料理店<!--誤り や[[ラーメン|ラーメン屋]]-->では欠かすことのできない定番メニューで、メインメニューとしてもサイドメニューとしても需要があり、「'''チャーハンを食べればその店の腕が分かる'''」とよく言われている。
 
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== インスタント食品として ==
[[ファイル:Fried rice Japan.jpg|thumb|right|220px250px|チャーハンの素「インスタント食品」<br />を使用したチャーハン調理の一例]]
[[電子レンジ]]、[[フライパン]]などで加熱するだけでできる[[冷凍食品]]のチャーハンが[[スーパーマーケット]]・[[コンビニエンスストア]]などで売られている。一部では飯粒にラードなどの食用油脂を噴霧して冷凍することで中華料理店並みの御飯のパラパラ感を実現し、「自家製チャーハンより美味しい」といわれるような商品まである。これらでは、一食分が包装されたものも多く、[[喫茶店]]などの軽食を提供する準[[飲食店]]では、業務用のものを利用する場合もある。パッケージが市販品と比べ簡素化され、そのぶん安価である。