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鉄道ファンが悪いイメージに思われている中、{{要出典範囲|乗客への態度・人当たりを大幅に改善し、乗客と旅の思い出に残るような交流を行い、
好評を博していることがある。さらには、乗客が複数人の一行で乗車した時に、一行の中で誰かがその一行の写真を撮っている時には一言声をかけて、その一行全員で写る形の、写真撮影代行サービスも展開している会がある。しかしながら、全国的には滅多に例が少なく、このような取り組みは広まっていない|date=2009年12月}}。
で写る形の、写真撮影代行サービスも展開している会がある。しかしながら、全国的には滅多に例が少なく、このような取り組みは広まっていない|date=2009年12月}}。
 
<!--通常、会員はその学校の学生・生徒に限定され、その学校の教職員が顧問を務める。学生時代に会員であった学校出身者によるサークルが存在することもある(例:赤門鉄路クラブ)。-->
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==== 一般鉄道サークル ====
ある一つの学校の学生・生徒だけで構成される学校鉄道研究会だけではなく、一般に入会希望者を募り、活動している鉄道サークルもある。代表的なもので[[鉄道友の会]]や鉄道資料交換会(RSEC)、Rail-On([[東日本旅客鉄道]](JR|JR東日本]]公認の[[ファンクラブ]]・2008年に解散)など。
 
これらは貸切列車を仕立てた大規模な懇親イベントや鉄道模型の運転会、あるいは貴重な歴史的鉄道車両の保存・維持管理など、個人では不可能な活動を実現することを活動の目的としていることが多い。
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大型時刻表の発行元は[[交通新聞社]]と[[JTBパブリッシング]]の2社に現在では集約されたため、好みが大きく別れる。前者の「JR時刻表」はJR化以後の公式時刻表であり、[[ダイヤグラム|優等列車]]が赤色表示なので分かりやすいこと、入線時刻や発車番線などの情報量が多いこと、後者の「JTB時刻表」は、国鉄時代において公式時刻表「国鉄監修交通公社の時刻表」として長い歴史があり、ページ割りも国鉄時代とほとんど同じであること、大都市近辺詳細図のページが会社別色別で見やすいこと、「グッたいむ」といった読者投稿[[コラム]]が載っていることなどを、それぞれ利点として挙げている。
 
紀行作家の[[宮脇俊三]]は自著『[[時刻表2万キロ]]において、自分の国鉄全線[[完乗]]を『「列車に乗る」のではなく「時刻表に乗る」』と評している。
 
最近は{{いつ|date=2015年12月}}(社)鉄道貨物協会発行の「[[貨物時刻表]]」が[[貨物列車]]を撮影する鉄道ファンの必需品となりつつある。{{いつ|date=2015年12月}}
 
=== カメラ ===
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大多数が男性である。かつて([[1990年代]]以前)は女性は皆無に近かったが、現在は女性ファン、若い年齢層の女性のファンも増す一方で、まとまった数がいる。年代層は青少年から高齢者まで幅広い。
[[File:ママ鉄.jpg|thumb|親子で撮影を楽しむママ鉄]]
幼年期の子供は、多くが鉄道などの乗り物に興味を示すが、徐々に他の多様な対象に関心を移していく人々も多い。しかし、一部の人々は乗り物の中でも鉄道に対する興味を特に深めていき、「鉄道趣味」と呼ばれる趣味を楽しむようになる。なお、鉄道ファンが父親・母親となった場合にも、子供にこの趣味を教え込むこともある。新ジャンルとして「ママ鉄」とうジャンルがある。
 
 
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;「鉄道オタク」「鉄道ヲタク」
:卑称・蔑称のうち、最近広く用いられているもの。
:「[[おたく|オタク]]」「ヲタク」という語の浸透とともに起こったもので、「一般人にはよく分からないディープな世界」である鉄道趣味の性質をいわゆる「オタク」と混同して作られた語である<ref>(内容のほとんどは鉄道とは関係ない)オタク文化を扱うテレビ番組において「鉄道オタク」という言葉が使われ(実際はそうでないにもかかわらず)鉄道趣味者は全員「オタク」であるかのような解説がなされていることや、鉄道ファンにオタク文化の代表である[[二次元]]や[[萌えアニメ]]を好む人が多いことも、この語を浸透させる要因にもなっている。</ref>。
:ただし、さまざまな分野においてオタクとう言葉自体が近年一般化されているので一般の間ではこちらの言葉がメジャーになってきている{{要出典|date=2010年12月}}。
;「鉄オタ」「鉄ヲタ」「オタ・テツ」
:卑称・蔑称のうち最も卑下・軽蔑の意図がこもった呼称。元は「鉄道オタク」「鉄道ヲタク」の略称であるが、特定の傾向を持つ集団を指す意図で用いられる。
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日本でこのような迷惑行為が増加したのは、1970年代の[[蒸気機関車]]全廃に伴う「[[SLブーム]]」でファンが著しく広がり、それに続く「[[ブルートレイン (日本)|ブルートレイン]]ブーム」で若年層がより流入したことが原因であると考えられている。この時代、列車撮影が盛んになるとともに、撮影名所での場所取り・不法侵入・危険な区域への突入・破壊窃盗行為・列車妨害等々の無法な行為や、過熱した鉄道ファンが沿線で夜行列車撮影のために深夜徘徊することが問題になった<ref>エスカレートしすぎたゆえに、[[1976年]]には小学生が写真撮影のために線路敷内に侵入し、列車に轢かれて死亡する[[鉄道事故|事故]](→[[京阪100年号事故|「京阪100年号」事故]])が発生し、大都市近辺における蒸気機関車の保存運転が事実上不可能になる(事故防止の沿線の警備にコストが掛かりすぎるため)など、結果としてファン自身の不利益になるような事態もある。</ref>。なお、現在では中高年のマナーの悪さもみられ、世代のみの問題ではないといえる。
 
鉄道ファンは、自動車ファンなどと異なって、趣味対象を直接所有することはきわめて難しい。鉄道関係のイベントで解体された車両の備品などを購入できたり、車両そのものを譲渡あるいは寄贈してもらったり([[斎藤茂太]]など)するケースはあるが、後者には相応の資金力やコネクションが要求される<ref>車両自体は無償譲渡の場合が多い(鉄道会社にしてみれば、本来必要な解体費用がかからないため)が、仮に車両そのものは無償譲渡であったとしても、鉄道車両ともなると、保存・保管のための用地の準備、輸送・補修などに相応のコストがかかる。特に屋外保管となれば、塗装や錆止め、変形防止など補修に相当なコストや労力がかかることは言うまでもない。</ref>。こうしたためもあってか、保存車両や鉄道敷地内の備品が盗まれることがある<ref>こうした行為は俗に[[#鉄道写真|撮り鉄]]に引っ掛けて'''盗り鉄'''などと言われている。無論、それが犯罪行為であることは言うまでも無い。</ref>イベント列車などの運転、路線の新設あるいは廃止の時などでファンが集まる際、上記の如くマナーに欠ける者の迷惑行為により、鉄道ファンに対する世間の評価を低下させているのが現状である。
 
以下は迷惑行為の例である。
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**撮影地へのゴミ・吸殻などの投棄
**鉄道員の制服を詐取する行為<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000m040043000c.html 詐欺事件:鉄子と呼ばれる鉄道好きの女、JR西制服を詐取容疑] 毎日新聞 20132年2月26日</ref>
**乗務員室への侵入(鉄道営業法第33条により罰せられる
*迷惑行為・マナー違反(犯罪・法令違反以外。なお程度の度合いにより、殺人罪、暴行罪、傷害罪、威力業務妨害罪、公務執行妨害罪、往来危険罪等の刑罰の適用を受ける場合あり)
**ホーム白線からはみ出た位置(ホーム縁)での写真撮影(冒頭写真を参考)