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特にネオヒス車は市場原理や[[エンスージアスト]]の存在などで残されやすい「旧車としての地位が確立されている車種」(極例を示せば[[トヨタ・2000GT]]や[[日産・スカイラインGT-R|「ハコスカ」GT-R]]など)や中古車市場で未だに人気のある車種(例えば[[トヨタ・AE86|ハチロク]])とは対照的に、それらのバックボーンが弱いこともあって解体の憂き目にあう可能性が十分に考えられ<ref>上記の記事においては[[日産・シルビア|S14(シルビア)]]やJZX90(マークⅡBros.のどれかは不明)が例示されていた。</ref>愛好家の悩みの種となっている。
 
さらに日本の中古車(及びその部品)自体が海外に輸出されていることも日本国内での残存台数の減少に拍車をかけている。とりわけ2015年前後ではアメリカの輸入規制免除枠([[アメリカ合衆国環境保護庁|環境保護庁(EPA)]]が21年、[[:en:National Highway Traffic Safety Administration|高速道路交通安全局(NHTSA)]]が25年経過した車両に対し、ヴィンテージ品としての価値を勘案し並行輸入車に対しての試験を免除するというモノ)が発端となり、今後起こりうる[[日産・スカイラインGT-R|BNR32スカイラインGT-R]]をはじめとする日本製スポーツカーの海外流出<ref>[http://jp.autoblog.com/2012/12/17/show-or-display-rule-used-to-import-pair-of-skylines-into-the/ 米では「スカイラインGT-R」の輸入業者が大儲け!? 右ハンドルにまつわるその理由とは]</ref>が懸念されている。<ref>[http://www.j-sd.net/nissan-skyline-gt-r-r32-price-doubled-or-tripled/ スカイライン R32 GT-Rの価格がアメリカの輸入25年ルールで高騰!国産スポーツカーが今後大量に流出!?]</ref> また部品単位で言えば[[トヨタ・カローラ|カローラシリーズ]]のように「[[世界戦略車]]である上に国内では大量販売されて値崩れが激しい(外国人から見れば「日本に行けば欲しい部品が安く買える」という構図になる。)」車種の場合もターゲットとなるが、この場合は輸出先の規制や輸送コストもあり動態保存すらされずボディを切断されてしまうことも間々ある。<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=KbF4NeLZU4k How to get parts from Japan] - [[トヨタ・マークII|マークⅡ]]系列での実例。オーストラリア人が自国にある[[トヨタ・クレシーダ|クレシーダ]]をカスタムするべく、同系の[[トヨタ・チェイサー|チェイサー]]の前半分を切断しコンテナに詰める状況が見られる。この動画のナレーションには「second hand cars and parts are available for much cheap than Australia.(意訳:中古車・中古部品が(日本では)オーストラリアよりもすごく安く買える)」とあり、中古車・部品の輸出の背景がかいま見える。</ref>
 
== 日本における旧車の年代別分類 ==