「2ストローク機関」の版間の差分

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* [[スズキ (企業)|スズキ]]の軽自動車[[スズキ・アルト|アルト]]は、[[トルクコンバータ]]式2速[[オートマチックトランスミッション|AT]]の運転性確保のためAUTOMATICのみ[[1981年]]まで、[[スズキ・キャリイ|キャリイ]]及び[[スズキ・エブリイ|エブリイ]]は[[1985年]]まで、[[スズキ・ジムニー|ジムニー]](SJ30系)は、[[雪]]道や[[オフロード|不整地]]での運転性を確保するため[[1987年]]まで、それぞれ2ストロークエンジン車が併売されていた。SJ30系ジムニーは[[ミニカー (車両)|マイクロカー]]を除くと日本最後の2ストロークエンジン車となった。いずれの車種も軽商用車に当たる為、排ガス規制は昭和50年規制が適用された。より排ガス規制の厳しい軽乗用車では[[スズキ・フロンテ|フロンテ]]が1981年まで、[[スズキ・セルボ|セルボ]]が[[1984年]]まで2ストロークを継続した。軽乗用車のエンジンでは[[三元触媒|酸化触媒]]を二重に配置し、[[二次空気導入装置|エアポンプ式二次空気導入装置]]も併設された'''スズキ・TC''' (Twin Catalyst) システムの導入で昭和53年規制に適合していた。
* [[マイクロカー]]においても光岡自動車が生産を終了している。
*[[トヨタ・エスティマ]]の初代モデルには元々2ストロークのエンジンを搭載する予定で開発が進められていたが、排ガス対策の解決が出来ず、2サイクル乗用車の復活は幻に終わった。
* その特性から二輪車に多用されていたが、[[2000年]]施行の平成10年度自動車排出ガス規制により二輪車も4ストロークに移行しており、汎用エンジンや海外の主に[[発展途上国]]の原動機付自転車でしか見られなくなりつつある。[[ロードレース世界選手権]]GP500も4ストロークに移行し[[MotoGP]]に名称が変更された。[[EU]]圏では2000年の[[ユーロ3]]排出ガス規制以降、原動機付自転車の2ストロークの規制も強化され、チャンバーに触媒コンバータが内蔵されるなどの対策が施されていたが、[[2010年代]]にはこれらの二輪車もほぼ4ストロークへと移行した。