「維新百年記念公園陸上競技場」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →アクセス |
|||
35行目:
1963年（昭和38年）5月に、同年10月開催の[[第18回国民体育大会]]の主会場「山口県営陸上競技場」として建設された、維新百年記念公園内で最も古くからある施設である。
現在の競技場は、[[2011年]]（平成23年）に山口県で開催された[[第66回国民体育大会]]（おいでませ!山口国体）、[[第11回全国障害者スポーツ大会]]（おいでませ!山口大会）の主会場とすることを念頭に、[[2007年]]（平成19年）からの4年計画<ref name="keikaku">{{Cite web|url=http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18400/kouen/ishinkeikaku/apd1_1_2007020214085450.pdf|format=PDF|title=維新百年記念公園陸上競技場整備基本計画（概要版）|publisher=山口県土木建築部都市計画課|work=山口県公式サイト|accessdate=2010年11月20日}}</ref> で改築が行われたものであ
;山なみと調和した雲のような風景
:山々や公園の並木に囲まれた周囲の景観との調和に配慮し、メインスタンドの屋根はスタンド頂部を支点に高さ56.2mの2本の[[マスト]]で吊られた半吊り屋根構造となっている（なお、屋根があるのはメインスタンドのみで、サイドスタンド・バックスタンドには屋根がない）。
47行目:
改築にあたっては、現在の日本陸連第1種公認基準適合と共に[[J2リーグ|J2]]クラスの本拠地誘致を見据えて各種規格が見直され、トラックを400m×9レーン<ref name="track"/> に増加、雨天走路の新設、バックスタンドおよびサイドスタンド下部の椅子席化（サイドスタンド上部は芝生席）とメインスタンド椅子席の個席化、夜間照明（鉄塔4基・1500ルクス確保）、大型映像装置（西側サイドスタンド裏）の設置などが行われた<ref name="pbac"/>。
新競技場はスタンド整備の落札業者が指名停止になるなどの問題のため[[一般競争入札]]が3度行われるなどのトラブルもあったが、当初の計画より半年遅れの[[2011年]]（平成23年）[[3月19日]]に完成した<ref>{{Cite news|url=http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1116/2p.html|title=維新公園陸上競技場 3月19日オープン|publisher=[[みなと山口合同新聞社]]|work=[[山口新聞]]|date=2010-11-16|accessdate=2010-11-20}}</ref>。翌日の第39回全日本実業団ハーフマラソン大会が[[こけら落し]]となる予定だったが、東日本大震災の影響でオープニングセレモニー並びに全日本実業団ハーフマラソン大会が中止となった。2013年に当時[[中国サッカーリーグ|中国リーグ]]所属だった[[レノファ山口FC]]が[[Jリーグ準加盟制度|Jリーグ準加盟]]した際に本競技場をホームスタジアム登録しており、2014年以後[[日本フットボールリーグ|JFL]]および[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]でのレノファのホームゲームは主に本競技場で開催されている。
収容人員は20,000人とされている<ref name="track"/>が、J2以上の公式戦では芝生席が認められていないこともあり、レノファ山口がJ2に参入した2016年時点での「入場可能数」は14,850人となっており<ref>{{Cite web|url=http://www.jleague.jp/club/yamaguchi/day/#stadium|title=維新百年記念公園陸上競技場|publisher=日本プロサッカーリーグ|accessdate=2016-01-31}}</ref>、J1基準（収容人員15,000人以上）は満たしていない。また、2015年の[[Jリーグクラブライセンス制度|J2ライセンス審査]]において「芝生の常緑化」「常設記者席の設置」の必要性が指摘されたこともあり、2015年度末に改修工事を実施している<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/articles/20151126/ddl/k35/010/504000c|title=県：レノファ・ホームスタジアム、J2昇格で改修へ 4億円の補正予算案発表|newspaper=毎日新聞山口版|date=2015-11-26|accessdate=2016-01-31}}</ref>。
| |||