「コラッツの問題」の版間の差分

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追加として、米田信夫の研究にも言及しました。
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[[Image:Collatz-graph-all-30-no27.svg|thumb|100px|これは30以下の整数(27のみ除く)の操作を表にしたもの。どの数も最終的に1となる。]]
'''コラッツの問題'''(コラッツのもんだい、Collatz problem)は、[[数論]]の未解決問題のひとつである。1937年に[[ローター・コラッツ]]が問題を提示した。問題の結論の予想を指して'''コラッツの予想'''と言う。固有名詞に依拠しない表現としては'''3n+1問題'''とも言われ、初期にこの問題に取り組んだ研究者の名を冠して、'''[[角谷静夫|角谷(かくたに)]]の問題'''、'''[[米田信夫|米田]]の予想'''、'''[[スタニスワフ・ウラム|ウラム]]の予想'''、他には'''Syracuse問題'''などとも呼ばれる。数学者[[ポール・エルデシュ]]は「数学はまだこの種の問題に対する用意ができていない」と述べ、解決した人に500ドルを提供すると申し出た。
 
コンピュータを用いた計算により、5 &times; 2<sup>60</sup> までには反例がないことが確かめられている<ref>[http://sweet.ua.pt/tos/3x_plus_1.html Computational verification of the 3x+1 conjecture] (T. Oliveira e Silva)</ref>。