「総需要」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
bot: 解消済み仮リンク消費関数ネットを内部リンクに置き換える
42行目:
 
これらの4つの部門は、さらに[[名目と実質]]の2通りに書くことができる。
* 消費支出(<math>C</math>)は、家計による需要である。家計の消費の決定は{{仮リンク|[[消費関数|en|Consumption function}}]]によって表される。消費関数とは<math>C = a + MPC \times (Y - T)</math>というように表される。ただし、
** <math>a</math>は{{仮リンク|基礎消費|en|autonomous consumption}}(独立消費)で、<math>MPC</math>は限界消費性向、 <math>(Y - T)</math>は可処分所得。
* ({{仮リンク|グロス|en|Gross (economics)|preserve=1}}の、あるいは総)民間国内投資(<math>I</math>)は、例えば企業による工場の建設などを指す。総民間国内投資(<math>I</math>)にはすべての[[民間部門]]の将来の消費を目的とした支出が含まれる。
48行目:
** 投資支出は生産量と利子率(<math>i</math>)に影響される。よって、投資支出を<math>I(Y, i)</math>と書くことができる。投資支出は生産量と正の関係を持っており、利子率とは負の関係を持っている。例えば、利子率の上昇は総需要減少の原因となる。 利子のコストは借入費用の一部であり、利子率が上がると、企業・家計の双方が支出を切り詰める。これは総需要曲線を左にシフトさせる。この総需要曲線の左シフトは均衡GDPと潜在GDPの双方を減少させる。企業の生産が減少すると、企業は労働者の解雇を始め、失業率が上昇する。この需要の減少が物価水準も引き下げ、経済は景気後退に突入する。
* 総政府投資、政府消費、政府支出は<math>G</math>で表される。
* ({{仮リンク[[純資産|ネット|en|net worth|preserve=1}}]]の、あるいは純)輸出は<math>NX</math>で表される。純輸出は時に<math>X - M</math>とも表される。これは、他国からのその国の生産量に対するネットの需要を示す。
 
これらを合計して、ある与えられた時点のある国の総需要(<math>D</math>あるいは<math>AD</math>)は<math>C + I_p + G + (X - M)</math>で与えられる。