「架空電車線方式」の版間の差分
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→概要: き電線にアルミより線追加 |
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集電装置がトロリー線を通過する時には、トロリー線は押上げられ、通過後は自由振動を起こした後に振動は減衰していく。架線には押上げばね定数があり、架線を支持する支持点では大きく、支持点の間の中間付近での径間中央では小さいため、集電装置が通過する際には、支持点では架線の押上がり量が小さく、径間中央では押上がり量が大きい、そのため、集電装置は上下変動を繰り返しながら進んでいくようになる。
材質には、饋電線には[[電線|硬銅より線]]・硬アルミより線が使用さ
架線は集電装置の摺板の磨耗が偏らないよう、摺板に対して横方向に[[蛇行]]して張られており、それによる[[軌条 (鉄道)|レール]]中心に対する架線の左右の片寄りを偏位と言う。実際には、[[直線]]区間では振止金具を、曲線区間では曲線引き金具を使用して、トロリ線とビーム・可動ブラケットの間に取付けることにより、トロリ線に左右の偏位をつけさせるとともに架線を保持させる。また、集電装置の摺板の[[摩擦]]でトロリー線も[[磨耗]]するため、トロリー線の使用限度が決められている。電圧が高い[[交流電化]]区間では、[[直流電化]]区間より架線を支持する懸垂[[がいし|碍子]]の個数や可動ブラケットと電柱の間に取付けられている長幹碍子の段数が増やされる。
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