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HIDECCHI001 (会話 | 投稿記録)
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[[70年|紀元70年]]にユダヤ人の世界離散([[ディアスポラ]])が起こってからは、ユダヤ教における宗教儀式において使用されるほかは、[[ラディーノ語]]、[[イディッシュ語]]の中に痕跡を残すのみで一般的な話し言葉としては完全に使われなくなっていた。
 
中世に入って文献学者の{{仮リンク|ヨハン・ロイヒリン|en|Johann Reuchlin}}は非ユダヤ人にして初めて大学で聖書ヘブライ語を教授し[[カバラ]]についての著書 (De Arte Cabalistica) を残し、[[ラビ]]としての教育を受けた[[バルーフ・デ・スピノザ]]は死後に遺稿集とした出版された『ヘブライ語文法総記』で文献学的聖書解釈の観点からより言語語学的なヘブライ語の説明を行った。その冒頭部で、母音を表す文字がヘブライ文字には存在しないにも拘わらず「母音のない文字は『魂のない身体』(corpora sine anima) である」と記した。
 
== 現代ヘブライ語 ==
{{main|:{{仮リンク|現代ヘブライ語|en:|Modern Hebrew}}}}
 
現代ヘブライ語は、[[20世紀]]に日常語として復活した。しかし、ヘブライ語が日常語として用いられなくなっていた時代でも、ヘブライ語による著述活動は約1800年間、途切れることなく続いていたのであり、全くの死語となっていたわけではない。現代ヘブライ語は[[ミシュナー]]・ヘブライ語など後世の言語的特徴を多く含む。