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=== 伊曽乃神社祭礼 ===
[[伊曽乃神社]]の祭礼は[[江戸時代]]の昔より270年以上の伝統をもつ歴史の長いものであり、歴代の[[西条藩]]主も保護奨励したと伝えられている。これについては地元に伝わる逸話があり、「''江戸時代に[[仙台藩]]の[[伊達氏|伊達公]]が[[江戸城]]内にて[[仙台・青葉まつり|領地の祭り自慢]]をしている折、それを聞いていた西条藩の[[御連枝松平頼純|松平公]]いわく「そのような祭りより当地の祭りは更に素晴らしいものであるぞ」と語り 後日、絵師に描かせた祭り絵巻を伊達公に贈らせた''」というもの。そのとき伊達家に贈られた「伊曽乃大社祭礼略図」(西条市指定歴史資料第74号)は昭和25年([[1950年]])、伊達家の好意により伊曾乃神社へと寄贈され 現在は社宝として所蔵されている。
また別の資料として 「伊曽乃大社祭礼略図」より更に古い時代の「伊曽乃祭礼細見図」が近年 [[東京国立博物館]]で発見されており 当時の祭礼の様子が 楽車の彫刻の細部にいたるまで緻密かつ克明な描写で描かれている。これらの資料により 狂言屋台や[[からくり人形]]の屋台など、現在では伝えられていない屋台の存在も窺い知ることができた。