「フリースタイルモトクロス」の版間の差分

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=== 日本におけるFMX ===
日本では、アメリカにおいてFMXが始まった1990年代より情報としては入って来てはいたが、当時はまだライダーが個人的に楽しむ域を出ておらず、知る人ぞ知るスポーツであった。この状況に変化が生じたのは、モトクロスライダーの[[小関英吾|佐藤英吾]]がフリースタイル専門のモトクロスチーム「MX-VIRUS」を立ち上げてからである。佐藤は乗っているバイクのメーカーを問わずにFMXが好きなライダーを集めてチームを結成し、全国各地のイベントでデモンストレーションを行い、FMXの存在を世間一般にアピールした。それと並行して「MX-VIRUS」は海外のイベントにも積極的に参加。佐藤は2005年からRed Bull X-Fightersに毎年参戦し、2009年には最高位2位、年間ランキング3位の成績を残すなど長年日本のFMXシーンを牽引してきたが、2013年2月28日に練習中の事故で他界した。
 
また「MX-VIRUS」メンバーの東野貴行は、アメリカのFMXの第一人者であるブライアン・ディーガンに素質を見込まれて彼のチームに参加、アメリカに活動拠点を移している。その後東野は2010年、エックスゲームズ16のモトX・ベストトリックで銅メダルを、2012年にはモトX・フリースタイルで金メダルを獲得。さらに2013年6月、日本で初めて開催されたRed Bull X-Fighters大阪大会で優勝するなど、世界トップクラスのFMXライダーとして活躍している。