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Monadaisuki (会話 | 投稿記録)
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== 概要 ==
EEPROMは利用者が内容を書き換え可能な[[Read Only Memory|ROM]]であり、印加する電圧を読み取りのときよりも高くすることで何回も記憶内容の消去・再書き込みが可能である。高い電圧は最近のEEPROMではチップ内部で発生させるようになっている。[[EPROM]]の記憶内容を消去・再書き込みするには、機器の構造にもよるが、通常は一旦取り外す必要がある。EEPROMの場合は回路設計により、機器に取り付けたまま消去・再書き込みが可能である。初期のEEPROMは1バイト単位でしか操作できず非常に遅かったが、今では多バイトページ操作が可能である。また初期のEEPROMは書き換え可能回数が限られていたが、数十回、数百回、数千回と徐々にそれが延びていった。今では百万回の書き込みも可能となっている。機器に内蔵するEEPROMが頻繁に書き換えられるような場合、このEEPROMの寿命は設計時に考慮すべき重要な問題となる。EEPROMが記憶内容の書き換えができ、電源を切っても内容が失われないという理想的なメモリのように見えるにもかかわらず、[[主記憶装置]]に使われずに主に設定情報の格納などに使われているのは、速度と寿命のためである<ref>[http://www.tech-faq.com/eeprom.html EEPROM] TopBits.com</ref>。
 
== 歴史 ==