「SIMロック」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
add,cl 端末一覧については古くなっているので更新もしくは除去した方がいいと思います |
一部表現修正、SIMフリー機一覧は除去 |
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全ての端末がSIMフリーになることで、消費者が自由にキャリアを乗り換えられるようになる<ref>[http://www.iphone-girl.jp/2014/07/363490/ 今さら聞けない!SIMフリーのメリット・デメリット]</ref>。これによって価格競争が促進され、高止まりした通信料金や機種代などを下げる効果が狙われている<ref>[http://aplista.iza.ne.jp/f-iphone/171108 SIMロック解除でキャリア競争後押しへ 総務省、27年度にも]</ref>。
また、2014年には[[Google]]がSIMフリー版の[[Nexus 5]]を、[[アップル インコーポレイテッド|アップル]]がSIMフリー版の[[iPhone 5s]]や[[iPhone 5c]]を単体で販売開始している。このようにキャリアを経由しない[[グローバルモデル]]の販売も広がっている<ref>[http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1403/20/news153.html Nexus 5、iPhone 5sから1万円台の格安モデルまで――日本で購入できるSIMフリースマホ(1/2)]</ref>。2014年の調査では、SIMフリー端末を検討する人の割合が全体の1割に上っており、通信を自由に選びたいと考えるユーザーが増えたため、キャリア離れが加速しているとみられている<ref>[http://kakaku.com/research/report/080/p05.html?lid=research_navi_bottom_080_04 価格.com リサーチ - No.080 2014年 スマートフォン利用状況調査(2013年9月掲載)]</ref>。[[仮想移動体通信事業者]](MVNO)がSIMフリー端末を回線契約とのセットで販売することも増えて
日本国内の事情により、SIMロック解除端末やSIMフリー端末の利用には次のような点を留意する必要がある。
* NTTドコモおよびそのMVNOで使用されている[[800MHz帯]](3G/[[W-CDMA]]はバンド6、[[Long Term Evolution|LTE]]はバンド19)はドコモ独自のものであり、日本国外では使用されていない。そのため他キャリアの端末および日本国外のSIMフリー端末ではこれらの周波数帯に非対応である場合もあり、そうしたケースではドコモの通信網ではバンド1その他のエリア内でしか利用できない。また日本国内のバンド事情を十分に理解していないなどの理由からW-CDMAバンド19対応・バンド6非対応の端末が存在し、音声通話可能な地域に制限があることもある。[[FOMAプラスエリア]]も参照。
* auは3Gの通信方式に[[CDMA2000]]を採用しているが世界では採用例が少なく、かつ周波数帯も独自であるため、他キャリア端末やSIMフリー端末では対応が困難
* SoftBankの使用しているバンド8(900MHz帯)は日本国外でも多く使用されており、SIMフリー端末でもW-CDMA・LTEともに対応していることが多い。ただし2016年現在SoftBankのMVNOは事実上存在せず、SoftBankおよびY!mobileでの使用に限られている。
* [[VoLTE]]やキャリアアグリゲーション(CA)など高度な技術を要求するサービスへの対応にはIOT(相互接続性試験)を通過させる必要があり、2016年現在では技術的には対応できても現実的には困難が存在し<ref>[http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/mwc2016/20160224_745222.html マウス平井部長に聞く「MADOSMA Q601」開発の裏側]</ref>、iPhoneやarrows M02(富士通)など一部の機種での対応にとどまっている。
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[[2015年]][[10月]]以降に販売される端末については、[[SoftBank (携帯電話)|SoftBankブランド]]が同年5月以降に発売した端末同様の形でSIMロック解除に対応させる形で販売しているが、これまでSIMフリーとされていた[[Google Nexus]]シリーズについても、[[Nexus 5X]]以降については他の端末同様に解除に対応した形でSIMロックが掛けられることになった。
== 日本国外の状況 ==
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