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{{出典の明記|date=2014年2月}}
{{Infobox book| <!-- See [[Wikiped:WikiProject Novels]] or [[Wikipedia:WikiProject Books]] -->
| name = オペラ座の怪人<br />The Phantom of the Opera
| title_orig = Le Fantôme de l'Opéra
| image = Gaston Leroux - Le Fantôme de l'Opéra.jpg
| caption = 1920年版(フランス)
| author = [[ガストン・ルルー]]
| stage author = [[アンドルー・ロイド・ウェバー]]
| country = フランス
| language = フランス語
| series =
| subject = ロマンス, ミステリー
| genre = [[ゴシック小説]]
| publisher = ピエール・ラフィット&シー
| release_date = 1909年9月23日-1910年1月8日
| english_release_date = 1911年
| media_type = 活字 ([[連載小説]])
| pages = ~190
| oclc = 15698188
}}
『'''オペラ座の怪人'''』(オペラざのかいじん、{{lang-fr|''Le Fantôme de l'Opéra''}})は、[[フランス]]の作家[[ガストン・ルルー]]によって[[1909年]]に発表された[[小説]]。1909年9月23日から1910年1月8日まで日刊紙『ル・ゴロワ』に連載されていた。1910年4月、ピエール・ラフィットにより出版された<ref name="Shah2014">{{cite journal |last=Shah |first=Raj |title=No Ordinary Skeleton: Unmasking the Secret Source of ''Le Fantôme de l'Opéra'' |journal=Forum for Modern Language Studies |volume=50 |issue=1 |year=2014 |pages=16–29 (17; 25n11) |doi=10.1093/fmls/cqt048 }}</ref>。19世紀の[[パリ国立オペラ]]で起こった史実を引用し、また[[カール・マリア・フォン・ウェーバー]]の『[[魔弾の射手]]』の1841年の公演のあらすじを基にしていると考えられている<ref name="Shah2014" />。これを原作として多数の映画、テレビ映画、ミュージカルなどが作られている。最も有名なものは1925年の[[ロン・チェイニー]]主演映画『[[オペラの怪人 (1925年の映画)|オペラの怪人]]』と1986年の[[アンドルー・ロイド・ウェバー]]によるミュージカル『[[オペラ座の怪人 (1986 ミュージカル)|オペラ座の怪人]]』である。
 
日本語訳としては、最初の映画版邦題は「'''オペラの怪人'''」で、1930年(昭和5年)刊行の日本語訳(田中早苗訳)の書目は「'''オペラ座の怪'''」<ref>平凡社刊「世界探偵小説全集」 第11巻、抄訳</ref>であった。しかしフランス語原題に含まれる“l'Opéra”は、単なる「[[オペラ]]」ではなく[[固有名詞]]の「[[オペラ座]]」を意味するとの解釈により、古い映画を除いて以後は「[[オペラ座の怪人]]」が使用されている。
 
{{Portal|文学}}
== 概要 ==
新聞記者でもあったルルーの取材談のような疑似[[ノンフィクション]]テイストで書かれている。ルルーは執筆にあたり、実際のオペラ座([[ガルニエ宮]])の構造や地下の広大な奈落、建築経過などを詳しく取材しており、かつオペラ座が建設された当時の実際の幽霊話や陰惨な事件などを用いて、虚構と現実が入り交じったミステリアスな怪奇ロマンとして執筆した。