「アイム・ダウン」の版間の差分

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なお、『エド・サリヴァン・ショー』では、2番の歌詞から歌い始めたこともあり、またビートルズ最後のワールド・ツアーの[[ミュンヘン]]公演の際には、ポールが冒頭の歌詞 "You tell lies thinkin' I can't see / You can't cry cause you laughing at me I'm down" を忘れてしまったため、[[ジョン・レノン|ジョン]]が慌ててその部分の歌詞を教え、演奏はスタートしたものの、この時もポールは2番の歌詞から歌い始めてしまったために混乱し、収拾がつかなくなったこともあった<ref>出典:『ジョージ・ハリスン全仕事』[[ザ・ビートルズ・クラブ]]編集、2002年、プロデュースセンター出版局。</ref>。ジョンがライヴで歌詞を忘れるのは、デビュー以前からよくあることだったが、ポールがそういったミスをすることは殆ど無かった。また、1966年の全ツアーにおいて「アイム・ダウン」用として[[オルガン]]がステージにセッティングされていたが、ジョンはオルガンを使用せず、[[ギター]]を演奏。当時、ビートルズのライヴへの取り組みが真剣でなかったことが窺える。尚、シングル曲のB面も、常にトップ100圏内に入ってきていたが、この曲は、ビルボード誌では最高位101位だった。また、キャッシュボックス誌でも、チャート入りしていない。
 
[[エアロスミス]]が『[[パーマネント・ヴァケイション]]』で、[[THE BAWDIES]]も『[[YESTERDAY AND TODAY]]』でカヴァーした。「グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ」の付録のDVDにはシェアで開催されたポールのコンサートということから現在のポールが歌うシーンと1965年8月のビートルズのシェア・スタジアムのライヴシーンを交互に見せるバージョンが制作された。
 
=== ステレオ・ヴァージョン ===
「アイム・ダウン」のリアル・ステレオ・ヴァージョンは、ビートルズの活動中にはリリースされなかった。解散後、1976年6月にリリースされたアルバム『[[ロックン・ロール・ミュージック]]』に収録。ただし日本では[[1965年]][[12月5日]]に発売された4曲入り[[コンパクト盤|EP]]「[[ヘルプ! (ビートルズの曲)|ヘルプ!]]/[[涙の乗車券]]/アイム・ダウン/[[ディジー・ミス・リジー]]」(OP-4110)のB面1曲目に収録されていた。[[コンパクトディスク|CD]]では、1988年3月にリリースされたアルバム『[[パスト・マスターズ Vol.1]]』に収録。
 
=== ミキシング ===
ステレオ・ヴァージョンに比較してモノラル・ヴァージョンの方がフェード・アウトが遅く収録時間が2秒長い。
 
== カヴァー・ヴァージョン ==
* [[ハート (バンド)|ハート]] - 1980年のコンピレーション・アルバム『[[:en:Greatest Hits/Live|Greatest Hits/Live]]』に「[[ロング・トール・サリー]]」とのメドレーで収録。
* ジェイ・ファーガソン - 1982年のアルバム『White Noise』に収録。
* [[エイドリアン・ブリュー]] - 1983年のアルバム『[[僕はいつもギター少年]]』に収録。
* [[エアロスミス]] - 1987年のアルバム『[[パーマネント・ヴァケイション]]』に収録。
* [[イエス (バンド)|イエス]] - 1991年のボックスセット『[[:en:Yesyears|Yesyears]]』に収録。1976年6月17日に[[ジャージーシティ]]で行われたライブ音源。
* ケンタッキー・ヘッドハンターズ - 2005年のアルバム『[[:en:Big Boss Man (album)|Big Boss Man]]』に収録。
* [[THE BAWDIES]] - 2006年のアルバム『[[YESTERDAY AND TODAY]]』に収録。
 
== 脚注 ==
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[[Category:ビートルズの楽曲]]
[[Category:エアロスミスの楽曲]]
[[Category:1965年イエスの楽曲]]
[[Category:1965年のシングル]]
[[Category:楽曲 あ|いむたうん]]