「ディレクターズ・カット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
→‎ディレクターズ・カットの例: 笑点・大喜利の例を追加
18行目:
*[[ブレードランナー]]
:初期の試写会で上映されたバージョンについて「分かりにくい」「アンハッピーエンドはアメリカ映画にはなじまない」といった営業的指摘がなされ、前者に対しては主人公リック・デッカード([[ハリソン・フォード]])の説明的モノローグが追加され、後者に対してはデッカードとレイチェル([[ショーン・ヤング]])が逃亡するシーンで終わらせるのをやめ、最後に逃避行に成功したシーンが追加されるなどの改変がほどこされた。この改変されたものが[[1982年]]に公開されたバージョンである。その後、[[1992年]]にこれらの改変の復元を含む別バージョンが作られ、ディレクターズ・カットとして公開された。このディレクターズ・カット版は、おおむね好感を持って受け止められているが、当初公開版をふまえて成立しているものであり、単独で好意的に受け止められる作品であるかどうかは、今となっては分からないと言うよりほかはない。
 
*[[ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ]]
:当初公開されたバージョンは配給会社が観衆受けを狙って、物語の時系列を整理し、映画の上映時間を大幅に短縮したもので、批評家からは酷評された。これには監督の[[セルジオ・レオーネ]]をはじめとするスタッフはショックを受けるが、レオーネが再編集したバージョンが公開されると一転して賞賛され、ギャング映画の傑作として捉えられるようになった。
 
*[[笑点]]
:[[大喜利 (笑点)|大喜利]]における未公開シーンや放送にふさわしくないとしてカットされたシーン(お色気や下ネタなど)を[[笑点 特大号]]内で「[[笑点 特大号#ディレクターズカット大喜利|ディレクターズカット大喜利]]」としてノーカット状態で放送している。
 
== ディレクターズ・カットのその他の例 ==