「旧石器捏造事件」の版間の差分

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== 原因 ==
小田静夫、[[竹岡俊樹]]などの批判にもかかわらず、なぜ長期間、謬説が通ったのかについて、[[日本考古学協会]]は、事件発覚後特別委員会を構成して事件の調査にあたり、捏造を断定し、[[2003年]]5月に報告書を刊行した。
 
冷静にそれらの「石器」や出土状況を観察してみると、[[火砕流]]の中から出土するなど、不可解で不自然な遺物や遺跡であった事が明解だったわけだが、当の研究グループはそれら事実を無視し続けた。中には数十キロも離れた遺跡<ref>山形県袖原三遺跡と30キロメートル離れた宮城県中島山遺跡</ref>から発見された石器の切断面が偶然一致した、というような信じがたい発見もあった。
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== 関連書籍 ==
*立花隆『緊急取材・立花隆、「旧石器発掘ねつ造」事件を追う―立花隆・サイエンスレポートなになにそれは? 』朝日新聞社 (2001/03)
*安斎正人『前期旧石器再発掘―捏造事件その後』同成社 (2007/10)
* 角張淳一『旧石器捏造事件の研究』鳥影社 (2010/5/13)
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*[http://www.kufs.ac.jp/toshokan/bibl/bibl205/pdf/205-06.pdf 旧石器ねつ造事件(1)][https://www.kufs.ac.jp/toshokan/bibl/bibl206/pdf/206-06.pdf (2)] - 南博史、 京都外国語大学付属図書館 、 『GAIDAI BIBLIOTHECA(図書館報)』205,206号、 2014年7月、10月
*[http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/1252/1/kyaria%20gakkai_3_kanayama.pdf 「前・中期旧石器提造問題」関係考古学者のキャリアと移行期の再設計] - 金山喜昭、法政大学キャリアデザイン学会、2006-2
*[http://blogos.com/article/41580/ アカデミズムという虚構 旧石器遺跡捏造事件]橘玲、Blogos, 2012年06月21日
 
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