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普通車の自動車検査証は、自動車が'''自動車登録ファイル'''に'''「登録」'''されている事を公証する書面である。このことから、後部のナンバープレートに封印がある自動車を特に区別する場合、'''「登録車」'''ということがある。
 
[[1970年]]3月、'''自動車登録検査業務電子情報処理システム''' (MOTAS'''U-SYS''') 稼働開始による電算化によってカタカナ表記による自動車検査証の印刷発行が行われた(それ以前は手書き)。検査証は[[大蔵省]][[印刷局]]製造の薄い橙色で、当時の公文書の様式にならい、[[B5]]判の[[プリンター|ドットインパクト]]方式による打ち出しであった。平成初頭にはB5判のまま漢字表記対応となり、規制緩和等による記載内容が増大したことや公文書の[[A4]]判化によってA4判化された。これまでは、検査標章(車検ステッカー)も大型の4色(青、赤、緑、橙)のものが使用されていた
 
検査証は[[大蔵省]][[印刷局]]製造の薄い橙色で、当時の公文書の様式にならい、[[B5]]判の[[プリンター|ドットインパクト]]方式による打ち出しであった。[[1979年]]1月にはオンライン化された'''MOVIS'''となり、[[1988年]]3月のシステム更改により'''MOTAS'''となった際、B5判のまま漢字表記対応となった。
その後(地域によって時期が異なるが)[[2002年]]頃より、橙色から[[ホログラム]]の入った薄紫色の新しい用紙に変更され[[レーザープリンタ]]による印刷となり、[[2004年]]1月からは、検査標章も小型化され、コピー機で複写したものには『COPY』という文字が斜めに多数浮かび出るコピー牽制パターンが入るようになった。[[2005年]]頃から、検査受検時の積算距離計表示値(オドメーターの表示値)が記載されるようになった。変更後の用紙は[[国立印刷局]]による製造である。
 
[[1996年]]1月、システム更改により'''MOTAS(II)'''となり、規制緩和等による記載内容が増大したことや公文書の[[A4]]判化によってA4判化された。これまでは、検査標章(車検ステッカー)も大型の4色(青、赤、緑、橙)のものが使用されていた。その後(地域によって時期が異なるが)[[2002年]]頃より、橙色から[[ホログラム]]の入った薄紫色の新しい用紙に変更され[[レーザープリンタ]]による印刷となった。
 
その後(地域によって時期が異なるが)[[20022004年]]頃より1月橙色から[[ホログラシステ]]の入った薄紫色の新しい用紙に変され[[レーザープリンタ]]による印刷り'''MOTAS(III)'''となり、[[2004年]]1月からは、検査標章小型化され、コピー機で複写したものには『COPY』という文字が斜めに多数浮かび出るコピー牽制パターンが入るようになった。[[2005年]]頃から、検査受検時の積算距離計表示値(オドメーターの表示値)が記載されるようになった。変更後の用紙は[[国立印刷局]]による製造である。
 
[[2009年]]より、新たに「Bタイプ車検証」が交付されるようになった。オートローンやリースで所有権を留保されるような場合で、なおかつ所有者がその登録内容の通知を希望する場合に発行される。通知を希望しない場合は従来の書式の車検証(Aタイプ車検証)が交付され、所有者と使用者が同一の場合はAタイプ以外発行されない。これは、所有者の合併や移転等による記載変更事務の簡略化の為にはじめられたものであるが、自動車を大量に保有する[[オートリース]]会社等の車両管理の簡略化にも繋がっている。時折、フォントや細かな様式が予告なく変更される場合がある。