「ミスター・タンブリン・マン」の版間の差分
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歌詞の内容については、マイケル・グレイ(『ディラン、風を歌う』三井徹訳、晶文社、1972年)の論じるところによると、詩神に霊感を与えてくれるように祈る歌であるという説や、ドラッグ・ソングであるという説などがあるが、この時期のディランの歌詞には、聴き手の体験に置き換えて自由に解釈できる象徴性があることも指摘されており、「ミスター・タンブリン・マン」はそのような性格を特によく示している。
==ボブ・ディラン
1964年[[6月9日]]、アルバム『[[アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン]]』(1964年)のレコーディング・セッション時にジャック・エリオットとデュエットで歌い録音されていたが、アルバムには収録されなかった。この時の演奏は、後に『[[ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック|ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック]]』([[2005年]])に収録された。
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[[1965年]][[1月15日]]、アルバム『[[ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム]]』のレコーディング・セッションにて、弾き語りスタイルのソロに、ブルース・ラングホーンのエレキ・ギターが加えられた形の最終バージョンが録音され、アルバムに収録された。
==バーズ
バーズの歌った「ミスター・タンブリン・マン」は、ディランのアルバムから数週間後には録音されており、1965年[[4月12日]]にシングルとしてリリースされ、デビュー・アルバム『ミスター・タンブリン・マン』([[1965年]]6月)のタイトル曲となった。
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イギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」の音楽評論家が2004年に選出した「ベスト・カヴァー・ソングTOP50」では7位となった。[[ロックの殿堂]]の「ロックン・ロールの歴史500曲([[:en:The Rock and Roll Hall of Fame's 500 Songs that Shaped Rock and Roll|500 Songs that Shaped Rock and Roll]])」の1曲にも選出されている。
その他、[[ジュディ・コリンズ]]、[[フォー・シーズンズ]]、[[ジーン・クラーク]]らによってカヴァーされている。近年では[[ジョン・コリリアーノ]]がクラシックに再構築した「ボブ・ディランの7 つの詩によるMr.タンブリンマン(Mr. Tambourine Man: Seven Poems Of Bob Dylan)」(ジョアン・ファレッタ指揮、バッファロー・フィルハーモニック管弦楽団 )を発表し、2009年の[[グラミー賞]]で、「ベスト・クラシカル・ヴォーカル・パフォーマンス」および「ベスト・クラシカル・コンテンポラリー・コンポジション」に選ばれている。▼
日本では[[2003年]]に[[トヨタ・エスティマ]]のCMソングとして起用され、ほぼ同時期に同名のオリジナルアルバムも紙ジャケットで限定発売された。
== その他のバージョン ==
ジュディ・コリンズ、[[フォー・シーズンズ]]、[[ジーン・クラーク]]、チャド&ジェレミーらによってカヴァーされている。
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==外部リンク==
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[[Category:ボブ・ディランの楽曲]]
[[Category:バーズの楽曲]]
[[Category:ジュディ・コリンズの楽曲]]
[[Category:フォー・シーズンズの楽曲]]
[[Category:チャド&ジェレミーの楽曲]]
[[Category:1965年の楽曲]]
[[Category:1965年のシングル]]
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