「ジーエス・ユアサコーポレーション」の版間の差分

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GSユアサの英文社名
Rokkou (会話 | 投稿記録)
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== 概要 ==
[[自動車]]電池、産業用電池、[[電力貯蔵]]用電池、特殊電池、[[燃料電池]]などの[[電池]]や比較的大規模の[[電源回路|電源装置]]を中心に開発・製造・販売をしている。自動車・二輪車用の[[鉛蓄電池]]で国内のシェアはトップ、世界でも第2位のシェアを占める。バッテリー会社としてのイメージが大多数を占めるが、[[バックアップ電源]]システムや無停電電源装置などのシェア率は国内トップである。

[[東京証券取引所]]第1部に上場している。
 
ちなみに「ジーエス(GS)」とは旧・日本電池のブランドであり、創業者である[[島津源蔵_(2代目)|島津源蔵]]のイニシャルに由来する。
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== その他 ==
=== F1との関わり ===
{{出典の明記|date=2015年5月}}
ユアサエンジニアリングは旧湯浅電池系列の設備会社、ジーエスエンジニアリングは旧 日本電池系列の設備会社になり両社とも現:GSユアサの子会社になっている。イギリスに拠点を置くF1チーム、[[ボーダフォン]]・[[マクラーレン]]・メルセデスに[[1991年]]よりバッテリー供給を行っている。<ref>http://www.gs-yuasa.com/jp/nr_pdf/20120316.pdf</ref>
 
=== ボーイング787のバッテリー問題 ===
 
詳細は[[ボーイング787のバッテリー問題]]を参照
バッテリー会社としてのイメージが大多数を占めるが、[[バックアップ電源]]システムや無停電電源装置などのシェア率は国内トップである。
 
=== 宇宙開発との関わり ===
上記にもあるように、GSユアサは[[ボーイング]]社へのバッテリー供給を[[フランス]]の企業[[タレス・グループ]]を通じて行っている。2013年1月にボーイングが製造する[[ボーイング787]]が火災を起こした際、出火元であったバッテリーを製造したGSユアサが真っ先に疑われた。国土交通省の立入検査が行われる際も、多くの報道機関が京都市にある本社へ殺到し、あたかも事故の犯人であるかのような報道がなされた。しかし、バッテリーが燃えたという事実は必ずしもバッテリーの不良とは考えられず、現在はバッテリーをつなぐ配線系統のヒューマンミス、もしくは設計ミスが主原因として考えられており、GSユアサには責任が無いとの見方が濃厚である。
 
[[人工衛星]]や[[国際宇宙ステーション]]などで使用されているバッテリーを供給している。<ref>http://www.gs-yuasa.com/jp/nr_pdf/20121130.pdf]</ref>
後に、ボーイングはGSユアサ製のバッテリーを継続して使用する事を発表している。
2015年8月19日に打ち上げられた[[H-IIBロケット]]5号機および、搭載された[[宇宙ステーション補給機]]「[[こうのとり5号機]]」にも使用された。<ref>http://www.gs-yuasa.com/jp/newsrelease/article.php?ucode=gs151003574213_163</ref>
 
== 参考文献 ==