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'''ツィター'''({{Lang-de-short|Zither}}、{{Lang-fr-short|Cithare}}、{{Lang-it-short|Centra da Travola}})は、主に[[ドイツ]]南部、[[オーストリア]]、[[スイス]]などでよく使用される[[弦楽器]]([[楽器分類学#弦鳴楽器|弦鳴楽器]])。'''チター'''とも。
 
中国の[[古琴]]や日本の[[箏]]([[琴]])に似た形状をしているが、長さは短い。約30本の伴奏用弦と5、6本の旋律用のフレット付き弦が張られている。これを親指につけたプレクトラムと呼ばれる爪を使って弾く。
 
ソードマンデル(スワルマンダル)と呼称される楽器と極めて近い構造を持っており、一般的には明確に分類されていない。
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[[ヨハン・シュトラウス2世]]のワルツ『[[ウィーンの森の物語]]』の冒頭と末尾で演奏されるソロが有名であり、映画『[[第三の男]]』のテーマソングを[[アントーン・カラス]]が弾いた楽器としても知られている。
 
中東からヨーロッパにかけ、類似した楽器がある。特にアラビア、トルコの[[カーヌーン]]は有名。
 
== 歴史 ==