「トランスパーソナル心理学」の版間の差分

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== トランスパーソナル心理学への批判 ==
新しい学問領域であるため、[[プロトサイエンス]]のレベルに達しているかどうかという疑問がもたれる場合もあるが、臨床では一定の効果が認められる。その点に関して、思い込めば効果はある([[プラセボ]])という見方もあり、それが科学かどうかとは別の論点であるという指摘がある。もともと[[ニューエイジ]]思想の影響が色濃く、「自己を超えたなにものか」という領域は、再現性に乏しい上にスピリチュアリティーも扱うため宗教に近い部分もあり、そのため[[宗教]]や[[オカルト]]そのものであるとの批判がある。[[カール・グスタフ・ユング|ユング]]心理学のようにオカルトあるいは[[疑似科学]]であるとの批判に対し、十分な説明がなされていないという意見が批判者の間では大勢である。
 
再現可能性、実験[[再現性]]、再観測可能性や、臨床試験を中心に据えた研究発表が現時点では非常に少なく、反駁不可能な領域に関しても言及しようとする傾向が強いことが、批判される一因である。