「開ループ制御」の版間の差分

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[[フィードバック]]を使わずに、入力が所定の目標値に達したかを判断することを特徴とする。つまり、開ループ制御システムは制御している[[プロセス]]の[[出力]]を[[観測]]しない。したがって、真の開ループシステムは[[機械学習]]には採用されず、発生させた誤りを訂正することもできない。また、システムにおける外乱を補償することもできない。
 
例えば[[灌漑]]用[[スプリンクラー]]のシステムは、[[土壌]]の[[湿度]]などをフィードバックとして測定しない限り、一種の開ループ制御システムとして機能する。たとえ[[雨]]が降っていても、設定された時間になるとスプリンクラーは起動し、水を無駄に消費し根腐れを引き起こ
 
入力と出力としての状態の関係が明確で、[[数式]]として表せる場合、開ループ制御が便利である。例えば、[[負荷]]が一定な[[電動機]]の[[印加]][[電圧]]を変化させて[[回転速度]]を制御する場合、開ループ制御が適している。しかし、負荷が予測できない場合、速度を制御するのに開ループ制御では不十分と考えられる。