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*内蔵ドライブベイ(SCSI)2代目より
==TownsOS==
基本ソフトウェアTOWNSには32ビットシングルタスク標準の[[オペレーティングシステム]]であるとして'''TownsOS'''を採意された(実際は[[MS-DOS]]に「毛を生やた」ようなものだが、詳細は後述する)。「32ビットシングルタスク」と称していたがその看板には一応偽りが無く発売当時の他機種でほとん386な32ビットマイクロプロセッサを積んでいても活用されていることが少なかった、386の32ビットモードを、いわゆる[[DOSエクステンダ]]動作活用するものではあった(PC-98などではユーザが各自に環境を設定するものであったためトラブルなども多かった点で、標準とて用意し安定して活用できるものとした点に大きな意義があっ。TownsOSには大きく分けて初代からのV1.1、TOWNS IIから付属したV2.1の2系統のバージョンがあった。V1.1にはL10 - L30、V2.1にはL10 - L50・L51のマイナーバージョン(Lは[[レベル]])があり、毎年のように[[アップデート]]されていた<ref group="注釈">旧バージョンからの更新は期間限定の特別価格で可能であった。</ref>。
 
TownsOSの基本構造は、[[Read Only Memory|ROM]]化して本体に内蔵された[[MS-DOS]] 3.1本体およびCD-ROMドライバのMSCDEX.EXE、それに32ビットプロテクトモードでアプリケーションを起動させる「386|DOS-Extender」(RUN386.EXE)を組み合わせたものだった。また、[[Basic Input/Output System|BIOS]]や各種[[デバイスドライバ]]に相当する「[[TBIOS]]」により、グラフィック系機能、サウンド機能、CD-ROMアクセス/CD音再生機能、[[マウス (コンピュータ)|マウス]]/[[ジョイスティック]]などFM TOWNSのハードウェアまわりの機能が利用できた<ref group="注釈">32ビット実行ファイルの[[拡張子]]は.EXP。よく誤解されるが、.EXPはFM TOWNS独自のファイル形式ではない。386|DOS-Extender自体米PharLap Software社が開発したもので、元々はPC/AT互換機用である。</ref>。また、ゲームソフトの組み込み用として、TBIOS互換の「VINGBIOS」<ref group="注釈">[[ビング (ゲーム会社)|ビング]]が開発。TBIOSを自社のゲーム向けに最適化・高速化したもの</ref>、「AYABIOS」<ref group="注釈">[[データウエスト]]の仕様に基づいて富士通がTBIOSを最適化したもの</ref>などがあった。
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[[Linux]]の移植もいちはやく行われている。
 
店頭販売はされず、富士通プラザ(ショールーム)での申し込みという形での販売のみでの発売だったが486以上の白TOWNS II用(HRでも動作は一応可能)向けに[[Microsoft Windows 95|Windows 95]](OSR1相当)の移植作られた<ref>{{Cite web |date=1996-6-10 |url=http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960610/towns.htm |title=FM TOWNSにも、Windows 95が登場 |publisher=PC Watch |accessdate=2012-05-06}}</ref>。但し「Microsoft Plus! for Windows 95」は販売されなかった。また、一部のWindows 95用ソフトウェアでは、正常動作しないことがあった。
 
==機種==