「モデルチェンジ (自動車)」の版間の差分

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Kazuki1992 (会話 | 投稿記録)
→‎フルモデルチェンジ(フルチェンジ): ボディ骨格に変更がないケース
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また、生産計画の都合により、例外的に短期間(最低2年以内)でフルモデルチェンジする場合もある。[[軽自動車]]において規格変更が生じたり(2代目[[ホンダ・ライフ]]等)、[[姉妹車]]([[バッジエンジニアリング]])や[[OEM]]車において元車種がフルモデルチェンジした場合(例:[[日産・オッティ]]、[[トヨタ・ピクシストラック]]、OEM以降の[[スバル・サンバートラック]]や[[三菱・ミニキャブバン]]など)にこの傾向がみられる。かつては販売実績が良くなければ再出発を図る名目で短期間でフルモデルチェンジしたケースも見られた。
 
基本的に、アッパーボディの骨格、内外装の[[デザイン|意匠]]車内の設備は一新される。ただし[[エンジン]]、ドライブトレインを含む[[シャシ (自動車)|
シャーシ]](車台)の新規開発には、人、物、時間などの[[リソース]]が膨大となり、[[費用|コスト]]負担も大きくなり、販売価格にも影響を及ぼす。そのため、特殊なモデルを除き、数年代に渡っての既存のシャーシの流用や別車種の[[プラットフォーム (自動車)|プラットフォーム]]を流用することが通例となっている。
 
例外的に、アッパーボディの内部骨格をキャリーオーバーしたいわゆるビッグマイナーチェンジと言えるような変更でも、フルモデルチェンジとしてメーカーから公式発表されることがある。(例:マツダプレマシーの2010年のモデルチェンジ)
 
フルモデルチェンジ後も先代車両の製造が継続される場合がある。同一車種として併売された例としては[[トヨタ・ターセル]]/[[トヨタ・コルサ|コルサ]](3ドア/5ドア[[ハッチバック]]が3代目へのフルモデルチェンジ後も4ドア[[セダン]]のみ2代目モデルを4年間併売)、および[[トヨタ・カローラ]](4ドアセダンと2ドアクーペ([[トヨタ・カローラレビン|カローラレビン]])がシリーズ8代目へのフルモデルチェンジ後も[[ステーションワゴン]]はシリーズ7代目モデルを後継車種の[[トヨタ・カローラフィールダー|カローラフィールダー]]が登場するまで5年間併売、ビジネスワゴンを含む[[ライトバン|バン]]はシリーズ7代目モデルを後継車種の[[トヨタ・プロボックス|プロボックス]]が登場するまで7年間併売、シリーズ7代目派生の[[トヨタ・カローラセレス|カローラセレス]]はブランド終了まで3年間併売)、[[トヨタ・クラウン]](シリーズ9代目へのフルモデルチェンジ(4ドアハードトップのみ)後もセダンモデルはシリーズ6代目を4年間併売、ステーションワゴンモデルはシリーズ6代目を8年間併売)、[[トヨタ・マークII]](シリーズ7代目へのフルモデルチェンジ(4ドアハードトップのみ)後もセダンモデルはシリーズ6代目を3年間併売、ステーションワゴンモデルはシリーズ5代目を継続併売)、[[スズキ・カルタス]](3代目へのフルモデルチェンジ後も2代目の1.0Lモデルのみを4年間併売)、[[スズキ・スイフト]](2代目へのフルモデルチェンジ後も初代の廉価モデルのみを2年間併売)、別個の車種として併売された例としては6・7代目の[[三菱・ランサー]](7代目登場以後、日本では7代目通常モデルを[[三菱・ギャランフォルティス|ギャランフォルティス]]、7代目派生ホットモデルを[[三菱・ランサーエボリューション|ランサーエボリューションX]]、6代目をランサー/[[三菱・ランサーカーゴ|ランサーカーゴ]]という別個の車種として併売)、[[フォード・テルスター]]/[[マツダ・カペラ]](1991年から、3代目テルスター/[[マツダ・クロノス|クロノス]]/[[マツダ・アンフィニMS-6|MS-6]]と、2代目テルスター(ワゴンのみ)/5代目カペラ(カーゴのみ)、1994年のテルスターⅡ/6代目カペラ登場以降は翌1995年まで3世代もの車種が併売されていた)の例がある。また、[[日産・スカイライン]]の場合は一例として1993年8月にR32型からR33型へフルモデルチェンジされたがGT-RはR32型のまま1995年1月まで販売された。開発費、償却、生産台数、販売価格などの理由から、乗用車(特に[[セダン]])のバリエーションで、<!--利益の出にくい-->[[ステーションワゴン|ワゴン]]、[[ライトバン|バン]]、[[ピックアップトラック]]などに多く見られる。1990年代にタクシー用途向けに開発された車種が登場するまでは<ref>例・[[日産・クルー]](1993年発売)、[[トヨタ・コンフォート]]/[[トヨタ・クラウンコンフォート|クラウンコンフォート]](共に1995年発売)等</ref>、セダン型乗用車において規格に制約があり、[[後輪駆動|FR]]の需要が根強い[[タクシー]]仕様においても併売されていた<ref>''詳細は[[日本のタクシー#車両]]を参照''</ref>。