「門戸開放政策」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
テンプレートの追加
編集の要約なし
1行目:
{{国際通商}}
'''門戸開放政策'''(もんこかいほうせいさく、{{En|''Open Door Policy''}})とは、特定の[[地域]]において、全ての国の全ての国民に対し、等しい商業及び工業活動の機会が与えられるべきであるという主張である。[[日本]]では一般的に[[自由貿易政策]]と呼ばれることが多い。これはもともと[[アメリカ合衆国|アメリカ]]によって進められたものであるが、[[アヘン戦争]]後の[[清国]]-アメリカ間の条約において、すでにこの方針は現れていた。門戸開放政策は、[[1978年]]からの[[トウ小平|鄧小平]]による[[中華人民共和国]]の経済改革方針で示された[[改革開放]]政策も、これと同等である。
 
上記の理由から門戸開放政策は一般的に中国と関連付けられることが多いが、もともとは[[1885年]]の[[ベルリン会議 (アフリカ分割)|ベルリン会議]]で、[[コンゴ盆地]]においていかなる権力も[[特恵関税]]を課すことはできないと定めた経緯があり、中国に対してもそれを倣っている。