「札幌東宝公楽」の版間の差分

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[[1995年]]([[平成]]7年)[[7月1日]]には『[[さっぽろ映画祭]]リターンズ'95』が行われ、同映画祭で上映された『[[119 (映画)|119]]』の監督を務めた俳優・[[竹中直人]]が訪れ舞台挨拶を行った。また[[2002年]](平成14年)[[10月5日]]封切の『[[明日があるさ THE MOVIE]]』では、同作出演の[[東野幸治]]、[[山田花子 (タレント)|山田花子]]、[[ロンドンブーツ1号2号]]が舞台挨拶で来館している<ref>{{Cite web|url=http://www2.toho-movie.jp/movie-topic/0210/01ashita_sb.html|title=「明日があるさ THE MOVIE」公開初日舞台挨拶|work=映画トピックス|publisher=東宝株式会社|date=2002-10-05|accessdate=2013-09-26}}</ref>。
 
[[2010年]](平成22年)、[[シネマコンプレックス]]の台頭などで、470席1スクリーンの規模では、今後の経営継続が困難な状況になるため、同館の閉鎖が発表された。同年7月10日封切の『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク]]』が最後のロードショー作品となった。同年[[8月28日]] - 同[[8月31日|31日]]までの4日間は、閉館イベントとして、『[[ゴジラ (1954年の映画)|ゴジラ(第1作)]]』と『[[ドラえもん のび太の恐竜]]』(28日・29日)、『[[天国と地獄 (映画)|天国と地獄]]』と『[[ALWAYS 三丁目の夕日]]』(30日・31日)が上映された。東宝系劇場として55年、美満寿館時代から数えると89年の歴史に幕を閉じた。当館の閉館により以降、すすきの方面の映画館は[[成人映画館]]の「有楽シネマ」(古谷興業運営)を残すのみが残っていたが、[[2016年]](平成28年)[[5月14日]]に[[狸小路商店街|狸小路2丁目]]の[[マリオン劇場|マリオンシネマ]]跡地に移転し「有楽シアター」してリニューアルオープンした<ref>{{Cite web|author=koushido|url=https://twitter.com/koushido/status/739102090023174145|title=すすきの唯一のピンク映画館だった「薄野有楽シネマ」がすすきのから何と狸小路2丁目に移転してましたョ~~\(^-^)/!!|work=松本格子戸|publisher=[[Twitter]]|date=2016-06-04|accessdate=2016-07-23}}</ref>
 
=== 跡地再開発 ===
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その後は他のテナントが営業を継続する中、映画館跡地の再利用がなかなか進まず、動向が注目されていたが、同会館6階にあったキャバレー「札幌クラブハイツ」が2013年(平成25年)2月28日に閉店<ref>{{Cite news|url=http://sapporo.keizai.biz/headline/1572/|title=国内唯一の大型キャバレー「札幌クラブハイツ」43年の歴史に幕|newspaper=札幌経済新聞|date=2013-01-10|accessdate=2013-03-16}}</ref>するなどテナントの撤退が相次いだことや、建物の老朽化を機に同年2月26日付で東宝は同会館跡地の再開発計画を発表した<ref name="Keizai2013-02">{{Cite news|url=http://sapporo.keizai.biz/headline/1638/|title=札幌「東宝公楽会館」建て替えへ - 新ビル核テナントは「ラウンドワン」|newspaper=札幌経済新聞|date=2013-02-27|accessdate=2013-03-16}}</ref>。当初は同年5月以降の解体を予定していたが<ref name="Keizai2013-02"/>、結局は最後まで残った[[北海道銀行]]薄野支店が移転(後述)<ref name="Hokuyo">{{Cite news|newspaper=北洋新聞|page=2|url=http://www.hokuyonp.com/wp-content/uploads/2013/12/20131209.pdf|title=道銀薄野支店 東急インへ移転|publisher=パンダ不動産|format=PDF|date=2013-12-09|accessdate=2015-03-10}}</ref>した直後の2014年(平成26年)2月1日に建て替え開始となり<ref name="<ref>{{Cite news|url=http://www.zaikaisapporo.co.jp/pbl/honshi/2014/01/index.html|title=2014年1月号目次|newspaper=[[財界さっぽろ]]|date=2014-01|accessdate=2015-03-10}}</ref>、2015年(平成27年)[[10月31日]]に完成<ref name="Goyo"/>。同年[[12月4日]]、同ビル1階 - 9階部分に「[[ラウンドワン]]札幌すすきの店」がグランドオープンした<ref name="Round1"/>{{refnest|group=注|札幌市内のラウンドワンの出店は白石本通店、北21条店に次いで3店舗目となる。<ref>{{Cite web|work=店舗一覧・料金表|url=http://www.round1.co.jp/shop/area01.html|title=北海道|publisher=ラウンドワン|accessdate=2013-03-16}}</ref>}}。
 
当館の閉館後、札幌市内のTOHOシネマズ日劇スクリーン2系作品は[[ユナイテッド・シネマ]]札幌でも上映されるようになり現在に至る。また当館閉館から5年後の[[2015年]][[5月31日]]に[[恵庭・東宝シネマ8]]([[恵庭市]])が閉館したため、北海道東宝運営の映画館は皆無となった。
 
== おもな上映作品 ==