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==作品==
ガンは1978年より[[クラリオン・ワークショップ]]に参加し、また1988年クラリオン・ウェスト・ライターズ・ワークショップの理事も務めた。ウェブジン ''The Infinite Matrix'' の編集出版者でもある。
 
[[エイヴラム・デイヴィッドスン]]との親交からの触発も受けて書かれた短編「遺す言葉」は、2004年[[ネビュラ賞 短編小説部門|ネビュラ賞]]を受賞した。<!-- 他二短編が[[ヒューゴー賞]]にノミネートされるなどしている。-->
 
短編集『遺す言葉、その他の短篇』は[[フィリップ・K・ディック賞]]のファイナリストとなり、[[世界幻想文学大賞]]、[[ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞]]のショートリスト最終候補作となった。また2007年横浜で開催された[[ワールドコン|世界SF大会]]において、邦訳された『遺す言葉、その他の短篇』が2006年度[[センス・オブ・ジェンダー賞]]海外部門大賞を受賞した<ref>[http://www.sfawardswatch.com/?p=286 Science Fiction Award Watch, p=268]</ref>。
 
短編「中間管理職への出世戦略」は、[[フランツ・カフカ]]の『[[変身 (カフカ)|変身]]』の[[パスティーシュ]]とされており、20世紀末の[[ハイテク]]や企業文化への風刺を含んでいる。「アメリカ国民のみなさん」は、1964年の大統領選挙キャンペーンにおいて、候補者であった[[バリー・ゴールドウォーター]]が[[:en:Roger Ailes|ロジャー・エールス]]を雇用し、[[リチャード・ニクソン]]が「トリッキー・ディック」という名のテレビ・ショーのホストとなる歴史改変小説である。
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ガンが描くハイテク広告やマーケティングの背景には、1970年代[[ディジタル・イクイップメント・コーポレーション]]の広告文を書いており、また1985年には[[マイクロソフト]]の広告部長であったことがある<ref>''Eileen Gunn: Exploring the Edge'' [[:en:Locus Magazine|Locus Magazine]], October 2004.</ref>。
 
ガンは1978年より[[クラリオン・ワークショップ]]に参加し、また1988年クラリオン・ウェスト・ライターズ・ワークショップの理事も務めた。ウェブジン ''The Infinite Matrix'' の編集出版者でもある。
 
===短編集===