「廃車 (自動車)」の版間の差分

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# [[交通事故]]や[[地震]]・[[台風]]等の[[天災]]による'''事故廃車'''
 
自動車は、整備や手入れを多額の費用や時間をかけて行えば、30 - 40年あるいはそれ以上の期間使用することも可能である。かつて日本では「'''10年・10万kmは寿命'''」の標語で、その目標に達すると廃車にしてしまうことが多かった。現在では異なり、車両の寿命は延びつつある。[[舗装|舗装道路]]の比率が高まったこと、[[鋼板]]の防錆性能アップの向上などによる。
 
長期間使用される例としては、[[車庫]]や[[ガレージ]]等に保管していた車をそのまま使用する、[[旧車]]などで車を[[レストア]]させて使用するという例もある。しかし、これらは非常に稀であり、大抵の自動車は遅くとも[[普通車]]では20 - 30年(ただし[[軽自動車]]、および[[リッターカー|排気量1,000cc未満の小型車]]などでは性能や大きさの問題から15年程度)、早くて10年前後で役目を終えて、所有者は次の車に乗り換える。しかし、近年自動車のモデルチェンジが従来の4年単位から約5 - 7年単位と長くなり、10年以内に新型車へと買い換える所有者も増えている(その場合は廃車とならずに[[中古車]]として市場に流通する場合もある)。なお車両の平均使用年数(初回登録から廃車まで)は稀に若干の減少があるものの、全体的に見ると乗用車・貨物車・乗合車ともに増加の一途をたどる傾向にある{{PDFlink|[http://www.airia.or.jp/number/pdf/03_32.pdf]}}。
 
ただし、長期間使用し続けているものの、経済的な面から廃車にする場合もあり、次のような事例が考えられる。