「インフラツーリズム」の版間の差分

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一方でインフラには[[危険]]が伴う場合もあり、[[事故]]が発生した際の責任の帰属から開放を拒む施設や、[[八ッ場ダム]]のように反対派が見学に乗じて[[破壊活動]]などの[[実力行使]]に出ることを警戒する例もある。また、[[工事]]現場では刻一刻と工程が進捗するため、[[安全管理]]と[[スケジュール]]の調整が難しいなどの課題もある。
 
また派生として、予算の無駄遣いや[[手抜き|欠陥工事]]あるいは[[環境破壊]]を伴ったものを「ダークインフラ」と呼ぶ[[オンブズマン]]や[[環境保護団体]]が、自ら行う調査を[[ダークツーリズム]]になぞらえ「ダークインフラツーリズム」と形容している。[[世界遺産]]に追加登録見込みの[[熊野古道]]の二河峠付近での工事で、[[行政行為|行政監督]]する[[那智勝浦町]]が[[文化財]]指定箇所を誤って伝えたため古道の一部を損壊し、応急処置として簡易階段を設置したが急勾配で滑りやすく改善が望まれた。この杜撰な破壊と対処を発見・告発したのはダークインフラツーリズムによるものとされる<ref>[http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=319466&p=more 熊野古道の危険箇所改修] [[紀伊民報]]2016年8月17日</ref>。
 
== 脚注 ==