「ヴィブラフォン」の版間の差分

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=== 音色 ===
音色の変化ははねの回転速度の他に、マレットの材質(特に堅さ)や大きさ、叩く位置などによって得られる。はねの回転速度を遅くし大きめでややソフトなヘッドを持つマレットと、ハーフダンプリングを多用した[[ミルト・ジャクソン]]の奏法などが知られる。特殊奏法として、コントラバスの弓でこすって演奏する奏法がある。硬貨を載せる<ref>ヴィブラフォンとピアノのための「シリカ」- 福士則夫, 全音楽譜出版社</ref>、といったものもある。
=== マレット奏法 ===
マレットは主として毛糸巻きのものが使われる。また、近年はダンパーペダルとマレットを使ったミュートを組み合わせたダンプリング(Dampening and/or Pedaling Techniques)が普及している。この奏法は[[ゲイリー・バートン]]によって世界中に広められた。弦楽器の弓でこすったり<ref>出現個所は[[藤倉大]]の「Vanishing Point」の第一小節目のヴィブラフォン・パート。Ricordi Berlin刊</ref>、指で触る奏法もある。<ref>出現個所は[[マイケル・フィニスィー]]の「Tsuru-Kame」の5ページ目のヴィブラフォン・パート。Edition Modern刊 M1764E</ref>
 
=== 奏者 ===
ヴィブラートを使った奏者の代表としては、[[ライオネル・ハンプトン]]、[[ミルト・ジャクソン]]、国内では大井貴司等が広く知られている。ノン・ヴィブラート奏者の代表としては、[[ゲイリー・バートン]]<ref>Introduction to Jazz Vibes; by Gary Burton; Creative Music; 1965.</ref>、デイビッド・フリードマン、国内では[[赤松敏弘]]等が広く知られている。ヴィブラートを使う奏者は左右に1本ずつのマレットを使う2マレット・スタイルが多く、ノン・ヴィブラートの奏者は片手に2本ずつの4マレット・スタイルが多いのも特徴と言える。例外的だが6マレットが要求される作品もある。
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