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{{混同|x1=音価が[θ]の|Þ}}
{{Glyphs}}
[[Image:Runic_letter_wunjo.svg|75px|thumb|Wunjōwunjō]]
'''Ƿ''', '''ƿ''' ('''ウィン''', '''wynn''', '''wen''', '''ƿynn''', '''ƿen''') は、[[ルーン文字]]の第8字母 '''Wunjōwunjō''' に由来する[[ラテン文字]]である。[[古英語]]で用いられる。音価は[[有声両唇軟口蓋接近音]]{{IPA|w}}を表す。
 
最初期の[[古英語]]の文書ではこの[[音素]]を表すのに[[二重音字]] <uu>が使われていたが、直に[[ルーン文字]]を借用して、ウィンを使うようになった。これはアングロ・サクソン時代を通して続いた。 最終的には[[中英語|中英語期]]に多く入ってきた[[フランス語]]の影響を受けて1300年頃に消失した。 それに代わって<uu>が再び使われるようになり、それが近代に<[[w]]>へと発展した。
 
ルーン文字での意味は"幸せ"、"喜び"でアングロ・サクソン期の詩文でも窺える:
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: 繁栄と至福そして良き十分な家がある。 <!-- see [[rune poem]] -->
 
ウィンは後期ルーン文字では続かなかったが、[[ゴート文字]]では使われた。 ゴート文字{{script|Goth|𐍅}} ''w'' は''winja''と呼ばれ、[[ゲルマン祖語]]での名称は*wunjô*(喜び)として再建されている。
 
近代、ウィンは古英語期の文書を印刷するのに使用するため、[[þ]]のように復活した。しかし20世紀初頭からウィンは[[P]]と酷似しているために古英語期の文書でもその地位を<w>にとって代わられた。
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ウィンは[[ルーン文字]]から[[ラテン文字]]へ借用された二つの文字のうちの一つ(もう一つは[[Þ]])である。
 
==ユニ 文字コードとHTMLエンティティ ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
{|
!大文字!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!小文字!!Unicode!!JIS X 0213!!文字参照!!備考
| アルファベット大文字
{{ULu|01F7|503||&#45;|01BF|447||&#45;|wynn}}
| class="Unicode" | Ƿ
| [http://www.fileformat.info/info/unicode/char/01f7/ U+01F7] and &amp;#503;
|
|-
| アルファベット
| class="Unicode" | ƿ
| [http://www.fileformat.info/info/unicode/char/01bf/ U+01BF] and &amp;#447;
|-
| ルーン
| {{runic|ᚹ}}
| [http://www.fileformat.info/info/unicode/char/16b9/ U+16B9] and &amp;#5817;
|-
| 大文字;ヴェンド
| class="Unicode" | Ꝩ
| [http://www.fileformat.info/info/unicode/char/a768/ U+A768] and &amp;#42856;
|-
| 小文字;ヴェンド
| class="Unicode" | ꝩ
| [http://www.fileformat.info/info/unicode/char/16b9/ U+A769] and &amp;#42857;
|}
 
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{{refend}}
 
{{ラテン文字}}
{{デフォルトソート:ういん}}
 
{{Grammatology-stub}}
 
{{デフォルトソート:ういそおん}}
[[Category:古英語]]
[[Category:ルーン文字]]
[[Category:特殊なアルファベットラテン文字]]