「ジレンマ」の版間の差分

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== 概説 ==
ひとつめの用法について解説すると、[[ギリシア語]]や[[ラテン語]]においては元々「δί-λημμα」「di-lemma」とは「2つの[[仮定]]([[前提]])」といった意味の表現であり、<!--{{要出典|date=2013年9月}}[[矛盾]]や-->それらがもたらす[[障害]]や[[問題]]を意味し、「進退両難」や「板ばさみ」という訳語が用いられることがあり、つまり「二方向のどちらも行けない」、「二方からの相容れない要求によって身動きが取れない」といった表現<ref>EXCEED英和辞典・[[広辞苑]]。</ref>で言いあらわされるような状態のこと。「抜き差しならない羽目」<ref>広辞苑。</ref>といった翻訳がされることもある。こうしてディレンマはやがて「窮地」<ref>EXCEED英和辞典</ref>という意味にも使われるようになった。
 
2つの選択肢がともに受け入れがたいことを[[修辞技法#比喩|比喩]]的に表現して「ジレンマの角(つの)」ということがある(角は2つで、とがっていて不愉快なことから)。
 
[[論理学]]では「''A'' または ''B'' である」「''A'' ならば ''C'' である」「''B'' ならば ''C'' である」という仮定から「''C'' である」という結論を導くことをジレンマと呼ぶ。
 
選択肢が3つある場合には'''トリレンマ'''({{lang|en|trilemma}})と呼ぶ。
 
== 例 ==
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* [[医療の倫理ジレンマ]]
* {{仮リンク|ワーノックのジレンマ|en|Warnock's dilemma}}
* 愛
* [[イノベーションのジレンマ]]
* [[デジタルジレンマ]]
* [[マレー・ジレンマ]]