「レット・イット・ビー (映画)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
NyokiBot (会話 | 投稿記録)
m 廃止されたテンプレートの置換 BOTREQによる
編集の要約なし
57行目:
::ポールがコードをメンバーに教えながら演奏する。ロード・マネージャーの[[マル・エヴァンズ]]が金属の塊をハンマーで叩いて演奏に参加する。この後のシーンでジョージがマイクで感電しポールが「ジョージが死んだら君ら(スタッフ)はオシマイだぞ」とジョークを言う。
*[[トゥ・オブ・アス]]
::ポールがベース、ジョンとジョージがエレキ・ギターを弾く、かなりアップ。オリジナルのフォーグ調とは異ヴァりロンクン・ロジョル調のパフォーマスである
*[[アイヴ・ガッタ・フィーリング]]
::演奏曲の盤のみのパフォーマンス後、ポールがジョンに対してチョーキングのニュアンスを指示する(結局が、1月31日の最後のライヴではそのパートをジョージが弾くことにないていの後中間部からパフォーマンス再開。終演後にアルバムでは『レット・イット・ビー』の「[[フォー・ユー・ブルー]]」の冒頭に収録されていることになるジョンの一言あ"Queen says 'No' to pot-smoking FBI members."という語が入る
*[[オー!ダーリン]]
::ポールのピアノ弾き語りによるワンフレーズのみ。その後ポールの語りが続く
*"Too Bad About Sorrows"
::ポールの昔話の中で口ずさむ。デビュー前にジョンと作った曲。
*[[ワン・アフター・909]]
::アルバム収録版にかなり近い仕上がり。
*[[:en:Whole Lotta Shakin' Goin' On|ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン]] (Piano Boogie) (David Williams)
::ポールとリンゴがピアノ連弾で歌う。ただしリンゴ・スターは右手だけを使う。
*[[トゥ・オブ・アス]]
::ロンクン・ロール調のパフォーマンスであるが、イントロのあと冒頭部分を歌ってすぐに中断。その後、ポールの語りとなるが、ポールの指示に対しジョージと口論になる。ポールが「バンドサウンドが合わない。君と僕との(You and I are uh…)…」といった際にジョージは"You and I have…”と『トゥ・オブ・アス」を口ずさみ、ポールも"…memories"と乗る。ジョージが食ってかかった際、ポールは「君はいつでも悪いように取る。だけど傷つけるつもりはないんだ。ただ、もっとよくなるように言ってるだけなんだ」と諭すが、ジョージは聞こうとしなかった。その後、ポールは「ヘイ・ジュード」のギタープレイ(完成版で消されたフレーズ)で口論があったことと同じだと言うと、ジョージは「もうそんなことはどうでもいい。君の言う通りにするさ。弾けと言うなら弾くし、弾くなと言うなら弾かない。好きなようにしてやる」と言い、場が険悪になる。
*[[アクロス・ザ・ユニバース|アクロス・ザ・ユニヴァース]]
::ジョンが「"Nothing Is Gonna Change My World"の回数を変えよう」と言ってこの曲が始まる(ジョンのこの提案の撮影は口論とは別の日であった)。
*[[ディグ・ア・ポニー]]
::まだ仕上がっておらず、適当にメロディを口ずさむ。
*"Suzy Parker" (Lennon-McCartney-Harrison-Starkey ただし公式クレジットではない)
::映画内で実際には"Suzy's Parlour"と呼ばれていたブルース進行のアドリブ演奏で、ジョンがヴォーカル、ポールが合いの手とスキャット。
*[[アイ・ミー・マイン]] (Harrison)
::ジョージがリンゴに初めてこの曲をジョンのカジノを生音1人ギター弾き語りでしながらこの曲を聴かせている場面から、途中で場面が切り替わりポールも交えてバンド形式に移る。ジョンは演奏に参加おらず、ヨーコと共に座って聴いている。ジョージのギターはレコーディングされたテイクとは趣を異にしてフラメンコ調である。映画では、この曲に合わせてヨーコとワルツを踊る映像がかぶせられている。この曲までトゥイッケナム映画撮影所での収録。
*[[フォー・ユー・ブルー]] (Harrison)
::この曲以降、アップル・スタジオでの収録。場所が変わったためか、和や間奏部分らの収録リラ、演奏をバックにメンバーがアップル・した演奏タジオっていくシーンが重ねられ、曲の後半からビートルズの演奏風景に変わる。ポールはミュートしたピアノ、ジョンはラップ・スティール・ギターを演奏している。1969年[[1月25日]]の収録
::演奏終了後、のちにアルバム『レット・イット・ビー』に収録される"'I Dig a Pygmy' by Charles Hawtrey and the Deaf Aids. Phase One, in which Doris gets her oats."というジョンの語りが入る([[1月24日]]録音)。その後、ポールとジョンの談笑。
*[[ベサメ・ムーチョ]](Consuelo Velázquez-Sunny Skylar)
::ポールがヴォーカル。『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー1]]』等に収録されている初期ヴァージョンとは異なり、ゆったりとしたテンポで、オリジナルに近い。ポールは声色を変えて歌っている。[[1月29日]]収録
*[[オクトパス・ガーデン|オクトパスズ・ガーデン]] (Starkey)
::ポール不在のスタジオで、リンゴが作曲途中のこの曲をピアノで弾き語りでジョージに聴かせている。ジョージにコード進行のアドヴァイスを受けている様子が分かる。レコードとは異なり、C調で演奏している。ジョンもタバコを吸いながら、ドラムを演奏する。その後ポールが恋人リンダとリンダの娘ヘザーを連れて入ってきて「(例のデモ音源は)ひどい曲だな」とけなし、ジョージ・マーティンが「まだ完成してないから」と言う。その後、セッションの準備をし始める。その途中、カメラはヘザーを追い、リンゴのドラムを叩き、リンゴがおどけてキョロキョロする様子が撮影されている。ヘザーがスタジオ入りしていることから[[1月26日]]の収録と察せられる。
*[[ユーヴ・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー|ユー・リアリー・ゴット・ア・ホールド・オン・ミー]]([[スモーキー・ロビンソン|Smokey Robinson]])
::ビリー・プレストン(電気ピアノ)も加わり、オールディーズ・ナンバーを歌う。[[ウィズ・ザ・ビートルズ]]ヴァージョンと異なり、ポールがピアノ、ジョンが6弦ベース。1月26日収録
*[[ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード]]
::ポールが[[ボサノヴァ]]風にアップ・テンールが口ずさむ。その後、スロー・バラードで歌い始めるも突然声色を変え大声を出し中断となる。1月26日収録
*[[:en:Shake, Rattle and Roll|シェイク・ラトル・アンド・ロール]] (Jesse Stone (変名のCharles E. Calhounを使った))
::再びオールディーズ・ナンバー。『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー3]]』にも収録。
93 ⟶ 92行目:
*ミス・アン (Johnson-Penniman)
*[[:en:Lawdy Miss Clawdy|ローディ・ミス・クローディ]] ([[ロイド・プライス|Lloyd Price]])
::オールディーズ・ナンバーのメドレー。「[[カンサス・シティ (曲)|カンサス・シティ]]」は、[[ビートルズ・フォー・セール]]ヴァージョンとは異なり、「ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」とのメドレーになっておらず、オリジナルのものに近い。ジョージのイントロでポールが「ミス・アン」だと勘違いし、歌いだしが「カンザス・シティ」と被ってしまう。その後、「ミス・アン」に移る。1月26日収録
*[[ディグ・イット]] (Lennon-McCartney-Harrison-Starkey)
::アルバムには数十秒にカットされているが、もともとは十数分もの長い曲であった。映画では4分程度に編集。ジョンが6弦ベースをコード弾きしながらアドリブで歌う。ジョージ・マーティンがチョカルホ(円筒形のマラカス)を振って演奏に参加している。1月26日収録
::終演後、ポールの語りが入る。
以下の3曲は、セッション最終日([[1月31日]])のスタジオ・ライヴより。
*[[トゥ・オブ・アス]]
104行目:
::『レット・イット・ビー...ネイキッド』収録版とほぼ同じ。
 
以下6曲は[[ルーフトップ・コンサート]]([[1月30日]])より。
*[[ゲット・バック]]
::シングル・ヴァージョンとほぼ同じ。ジョンのソロ、オブリガートは若干違うほか、ポールのセリフも若干違う。
121行目:
 
ゲット・バック・セッション中に演奏したものの、映画『レット・イット・ビー』では採り上げられなかった曲は主に次のものが挙げられる。「[[ラヴ・ミー・ドゥ]]」、「[[アイ・ウォント・ユー]]」、「[[ストロベリー・フィールズ・フォーエバー|ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー]]」、「[[レディ・マドンナ]]」、「[[オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ]]」、「[[浮気娘]]」、「[[オール・シングス・マスト・パス (曲)|オール・シングス・マスト・パス]]」(Harrison)、「[[バック・シート]]」(McCartney)、「チャイルド・オブ・ネイチャー」(Lennon) -この曲は後に「[[ジェラス・ガイ]]」へ作り直された-、「[[エヴリナイト|エヴリ・ナイト]]」(McCartney)、「[[テディ・ボーイ]]」(McCartney)、「[[真実が欲しい]]」(Lennon)、そして「[[アイ・ロスト・マイ・リトル・ガール]]」(McCartney)、この曲はマッカートニーが14歳の時初めて作った曲である<ref name="Twickenham"/><ref name="Apple Sessions"/><ref name="Apple Performance"/><ref name="Rooftop"/><ref>{{cite web | url=http://www.npr.org/programs/asc/archives/live031403/ | title=''Watch the Lost Beatles'' | work=NPR's Online Music Show | accessdate=2006-10-29}}</ref>。<br />
その他にも、膨大なオールディーズナンバーやデビュー前の自作曲が演奏されているが、それらの多くは断片的なものに留まる。
 
== プレミアと受賞 ==