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2011年8月時点のイギリス海軍は1隻の[[軽空母]](ヘリ空母として運用)、11隻の[[原子力潜水艦]](4隻の戦略原潜と7隻の攻撃原潜)、19隻の水上戦闘艦(6隻の[[駆逐艦]]と13隻の[[フリゲート]])を含む98隻の艦艇および[[航空機]]と[[イギリス海兵隊|海兵隊]]から構成されている。緊縮財政の流れを受けて、以前より艦隊の規模がかなり縮小されたが、地球規模で展開出来る世界有数のブルーウォーター・ネイビーである立場には変わりはない。イギリスの法令は、すべてのイギリス籍船舶を海軍に徴用できる権限を政府に与えており、戦時の海上輸送システムは万全である。
 
ただし、長年の予算削減によってイギリス海軍は自国を哨戒できる程度の規模にまで削減されているとの指摘もある。1988年には対[[国内総生産|GDP]]比4.1%だった海軍予算は、2010年には2.6%にまで削られている。また、2000年の時点で3万9000人だった海軍将兵は、2015年には2万9000人にまで落ち込んでいる<ref>{{cite news |title=コラム:最強を誇った英国海軍「凋落」の教訓 |newspaper=[[トムソン・ロイター|Reuters]] |date=2016-8-22 |url=http://jp.reuters.com/article/column-gb-navy-warship-idJPKCN10U0OL|accessdate=2016-9-1 }}</ref>。
 
[[イギリス連邦]]加盟国である[[オーストラリア海軍]]、[[カナダ海軍]]、[[ニュージーランド海軍]]、[[インド海軍]]に対して、同型艦や旧式艦を売却・譲渡しており、かつて植民地であった国々と軍事的に結びつきが強い。