「エリザベス・ボウエン」の版間の差分

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[[ヘンリー・ジェイムズ]]、[[ジェーン・オースティン]]を尊敬し、20代から現代的な感受性と繊細かつ知的な作風で、[[コスモポリタン]]な心理小説を書いた。短編の名人として著名で、約90篇の[[短編小説]]と[[長編小説]]10篇がある。最後の長編『エヴァ・トラウト』は1970年度の[[ブッカー賞]]候補になった。
 
1935年以降、夫アランが亡くなる寸前の1952年まで大戦をはさみ[[ロンドン]]に在住。[[ヴァージニア・ウルフ]]が主宰した「[[ブルームズベリー・グループ]]」と交流があり、後を継ぐ形で[[知識人]][[サロン]]を持った。1948年に[[大英帝国勲章]](CBE)を受勲し、1969年に[[ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞]](文学部門)を受賞した。晩年はケント州ハイスに在住。[[肺ガン]]によりロンドンで死去した。墓地は生家の村に建っている。
 
作品紹介は、日本語文献では『エリザベス・ボウエン研究』(山根木加名子、旺史社、1991年)に詳しい。
 
== 著書 ==
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*『猫は跳ぶ イギリス怪奇傑作集』[[橋本槙矩]]訳 [[福武書店|福武文庫]]、1990年
: 「猫は跳ぶ」
 
==作品紹介==
作品紹介は、日本語文献では*山根木加名子『エリザベス・ボウエン研究』(山根木加名子、旺史社、1991年)に詳しい。
*『エリザベス・ボウエンを読む』(音羽書房鶴見書店、2016年)。エリザベス・ボウエン研究会編
 
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