「小胞体」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
分解について追記
19行目:
 
=== タンパク質のプロセシング ===
合成されたタンパク質の折りたたみや切断、[[ジスルフィド結合]]、[[糖鎖]]の付加等が、小胞体膜表面や内腔で行われる。具体的に述べると、リボソームで合成されたタンパク質は、合成されながら、小胞体膜の膜貫通タンパク質であるトランスロコン(透過装置)からを通り、小胞体内に輸送される。小胞体内では、成されたタンパク質が、折りたたまれ、正しい立体構造を形成する。また、糖鎖付加、ジスルフィド結合の形成等を通じて、正しい高次されることで立体構造を形成できるり強固なものる。
 
合成されたばかりのタンパク質は異常な[[コンフォメーション]]立体構造をとりやすく、い。熱などのストレスがかかると、立体構造が異常なタンパク質が小胞体の中に過剰に蓄積される。そような状態を[[小胞体ストレス]]といい、小胞体ストレス応答とよばいわれる反応を引き起こす。
 
小胞体ストレス応答は、立体構造が異常な立体タンパク質折りたたんだまれた分解されたりする。正しい高次立体構造を形成できが異常タンパク質は、[[シャペロン|分子シャペロン]]がその凝集体形成を阻止し高次構造形成を促進する。最終的より正しい高次立体構造を形成できなかっに折り異常タンパク質は、トランスロコンを通じて小胞体外へ出さたまたり、[[ユビキチン]]-[[プロテアソーム]]分解系によって分解される。分解される場合は、トランスロコンを通じて小胞体外へ出される。
 
=== タンパク質の輸送 ===