「アトリエシリーズ (ザールブルグ)」の版間の差分

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Rainux01 (会話 | 投稿記録)
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: アカデミーの教師で、教え子にはマリー、エリー、ノルディスら優秀だが癖の強い面々が揃う。「Second Season」では引退したドルニエに代わり、アカデミーの校長を務めている。在学時、成績優秀だったエリーには優しいが、五留した問題児マリーに対してはかなり手厳しい。その反面、錬金術士としての資質や他の錬金術士にはない、冒険者としての広い視野を大いに評価している。南の国のアカデミーへ派遣されたヘルミーナとは幼い頃からのライバルであり犬猿の仲だが、海竜に対し、咄嗟に合体技を放つなど、その呼吸はぴったり。
; ヘルミーナ
: アカデミーの教師で、教え子はアイゼル。専門は、錬金術の最大の禁忌の領域にある「生命」であり、毒や呪術に詳しいなど、魔女的な風貌も相まって、邪悪な魔女のような人物に思われがちだが、プルシャやダグラスに安全な稽古をしてほしいと願ったエリーに「しなちく(竹刀だが、名前がうろ覚えだった)」の造り方を伝授したりと親切なところもある。「Second Season」では南の国のアカデミー(アニスの母校)へ派遣されることが決まり、その研究成果と愛用のチョーカー(イングリッドの物と対になっている)をマリーに託す。ザールブルグを離れはしたが南方アカデミーではミリィの生み出したヂラアスの再現を試みているようで、たびたび実験の進捗などで登場するほか、ザールブルグに用がある時は大抵彼女が出向くことが多いので、登場頻度はそれほど変わっていない。最近では研究を託したマリーや、教え子だったアイゼルに彼女の口癖がうつったようで、二人からは「魔女の呪いだ」と嘆かれている
; クライス・キュール
: マリーの学生当時トップの成績を誇っていた男性で、マリーの同級生だが犬猿の仲だった。現在はアカデミーのマイスターランク講師となっており後進の育成に力を注いでる。その傍らで薬学の研究も行っており、ノルディスを助手としている。
: ファーレン復活騒動後にヘルミーナの後任となったマリーとは昔ほどの口喧嘩をすることはなくなり、軽口をたたける良き同僚といった仲となっている。
; パセック
: 妖精錬金術士を目指し、マリーとエリーに育成を託された妖精族の子供。髪が短い、一般的な妖精さんといった風貌。主に調合を主体としているため、エリーと工房で留守番を務めることが多く、彼女の良き助手を務める。「Second Season」ではエリキシル剤の調合に成功するほどの高位の錬金術士となった。『マリーのアトリエGB』の妖精さんがモデル。
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; キリー(キルエリッヒ・ファグナー)
: 「紅薔薇のキリー」の異名を持つ凄腕の女騎士。人間と魔人とのハーフであり、かつてマリー、ミューらと共に、エアフォルクの塔を根城とする彼女の父・魔王ファーレンを悲願の末に討ち果たす。その後、マリーとの友情を胸に人間界への未練を捨て魔界へと去っていったが、思わぬ勢力争いに巻き込まれ、再び人間界に姿を現す。魔犬シュトラーフェに追われていたところをエリー、ミルカッセ、ハレッシュらによって救われ、しばらく二人の工房へ居候していたが、「Second Season」ではエリーの紹介で、シュトラーフェ、ヴォルクと共にアイゼルに実験農場の護衛として雇われることになる。ずっと身辺を守ってくれていた黒騎士ヴォルクとは相思相愛。
; エンデルク・ヤード
: シグザール王国王室騎士隊長にして、武闘大会にて不敗記録を持つ男。ザールブルグの守護神、「フラン・プファイル」を倒したドラゴンスレイヤーとして、周囲の尊敬を一身に集めている。ストイックかつ生真面目で堅物、共にドラゴンを倒したマリーの実力を認めつつも、度々、その破天荒さに頭を悩まされている。しかし、錬金術師の力を認めていないわけではなく、復活したフラン・プファイルを倒そうと息巻き、ひとり街を飛び出したダグラスを諭し、彼も知らないエリーの隠された功績について語るなど、年長者らしい分別を見せる。本作に於いて唯一といってもいいほど、常にシリアスな雰囲気を漂わせるが、彼にも「すっとこどっこい」が感染したのか、ダグラスを無意識のうちに探そうとするエリーを気づかったり、ウルリッヒに武闘大会がなくて張り合いがないことを見透かされ、脱力するなどくだけた一面も見せる。
; 黒騎士ヴォルク
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; ミュー・セクスタンス
: 南の国出身の冒険者。在学時のマリーとは性格上ウマが合ったのか、一番よくつるんだ仲であり、幼なじみのシアをのぞけば、もっとも仲の良い友人の一人であり、一緒に飲んで帰ってくることも多い。ぽやっとした言動とは裏腹に、エンデルクと挑んだフラン・プファイル討伐、キリーと臨んだファーレン戦、その双方に同行したほどの有数の実力を持つ。マリー同様、キリーにとっても心を許せる数少ない存在であり、信用できるのかというシュトラーフェの言葉に食ってかかったほど。「Second Season」では、人手が足りなくなった実験農場の護衛に招かれることとなる。
; ハレッシュ・スレイマン
: マリーとエリーが学生時代から頼りにしている槍使いの冒険者で、雑誌連載時ではよくマリーやエリー達と採取に同行していた。「飛翔亭」の看板娘・フレアに長年思いを寄せており、「Second Season」第2巻では「娘と一緒になるなら利き酒ができるようにならんとな」とデュオから言われており、続く第3巻でフレアから「ハレッシュ」と呼ばれるようになったほか、冒険者を引退して酒場の見習い親父としてカウンターに立つようになった。
; ナタリエ・コーデリア
: マリー学生時に「怪盗デア・ヒメル」と名乗っていた元女怪盗。マリーに捕まった後は怪盗行為からは足を洗って女性冒険者となっていたが、巷で荷馬車を襲っていた盗賊団「シュワルデアヒメル」に怒り奮闘で、マリーを盗賊団退治に誘うほか「シュワルベ」と手を組むことになり、事件解決に身を乗り出す。
: 「Second Season」ではシュワルベと共にヴィラント山ふもとで温泉宿を開業し、マリー達はここの常連となっている。シュワルベを「うちの人」と言っていたので、恐らく結婚したと思われる。
; シュワルベ・ザッツ
: マリー学生時にマイヤー洞窟を拠点としていた「シュワルベ盗賊団」の長をしていた男性。マリーに退治された後は盗賊行為からは足を洗って冒険者となり、荷馬車の護衛などを引き受けていた。ナタリエ同様に「シュワルデアヒメル」事件解決に身を乗り出し、意図せずして本物の「シュワルベ」と「デアヒメル」も手を組むことになった。
: 「Second Season」ではナタリエと共にヴィラント山ふもとで温泉宿を開業、後にここを中心としてふもとに温泉街が作られるようになり、町の拡大に伴って自警団が設立され団長を任されることになるが、良くも悪くも実績があるため騎士団からは危険視されていた。
; ユウノ、ブライ
: 「セカンドシーズン」より登場したアカデミー新入生と飛翔亭を訪れる冒険者。作者のオリジナル作品「イグドラシル」「風の惑星ゼファー」のキャラクター。ユウノはともかく、ブライは「熊(「森の番人」と呼ばれる精霊種)」だったので人間の姿にデザインが変更されている。