「ケンタウルス座アルファ星」の版間の差分

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=== リギル・ケンタウルス ===
20世紀の中頃、[[航海暦]]において再命名されたものが、1980年代に恒星の位置の表示が1950年[[分点]] (B.1950.0) から2000年分点 (J.2000.0) へ[[元期]]の変換が行われた際、主に英語圏の[[星図]]・[[星表]]類に記載されるようになったものである<ref group="注">たとえば、''Sky Atlas 2000.0'' や ''Uranometria 2000.0''</ref>。以後、英米では[[星座]]解説書等他の文献でも見られるようになった<ref group="注">この頃から、略して'''リギル・ケント'''(Rigil Kent) と表記されるようにもなった。<!--最近では(Q:最近とは西暦何年頃ですか? A:私が参照した文献のピリオドは省略符ではなく終止符でした(そのため、ピリオド付きの表記は確認できていません)。省略された表記が見られるようになったのは、1980年代に再利用あれるようになってからのことです。こちらも、それ以前の略形の使用例は確認していません。) --></ref>が、この情勢は日本には伝わっていない。そのため、日本ではいまだこの星を固有名で呼ぶ慣習が根付いておらず、翻訳書や一部<ref group="注">日本を代表する星図作成者である[[中野繁]]の手になる[http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN4-8052-0581-4.htm 『標準星図2000』](1995年、第2版:1998年)では英語圏の情勢を反映してか「リギル・ケンタウルス」とある(ただし、初版の第23図・第24図では「リギル・ケンタウス」と誤記されている)。また、[[石田五郎]]は雑誌『ニュートン』に掲載していた「新・星の歳時記」などで「リギル・ケント」としており、[[宮本正太郎]]は著書[http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN4-8052-0216-5.htm 『宇宙の広さは測れるか』](1985年)の中で「リジル・ケント」としている。その他、『星座大全』を代表とする[[藤井旭]]の著書ではリギルケンタウルスという名称が用いられている。</ref>の書籍で用いられている程度であり、依然として[[バイエル符号|バイエル名]]の「&alpha;星」の呼び名のままである。
また,[[リゲル]]・ケンタウルスと間違えられることもある。
 
==== 出自・語源 ====