「星のカービィ 鏡の大迷宮」の版間の差分

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当初は[[2004年]][[3月25日]]に発売を予定していたが、発売前に不具合が見つかり、発売が延期された(プロモーションムービーにも「ソード」であるのにも関わらずコピーの名前は「クラッシュ」になっていたりしていた)。また、このソフトについている[[クラブニンテンドー]]のシリアルナンバーを発売から2週間以内に登録するか、同梱の応募ハガキを送付すると歴代カービィ作品から厳選された音楽52曲が入ったベストCD'''「THE VERY BEST OF KIRBY」'''がもらえるキャンペーンが実施された。
 
本作の大きな特徴の一つとして、物語にプププランドがほとんど関わっていないため、今までシリーズ皆勤賞であった[[デデデ大王]]は今作では唯一登場しない。更にゲーム中に流れるBGMは大半が新規に作られたものであり、ファンファーレなどのBGMを除けば既存の曲は数えるほどしか存在しない。また、一部のコピー能力(「ファイア」や「アイス」、「ストーン」など)で体色が変わらなくなった。そのためか、「カラースプレー」というカービィの体の色を変えるスプレーが登場している(『[[星のカービィ 参上!ドロッチェ団]]』にも引き継がれている)。
 
本作でオープニングには登場するスクイッシーだが、本編では1箇所にしか登場していない。
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=== ボス ===
; [[ウィスピーウッズ#関連キャラ|キングゴーレム]]
: 今作ではプププランドとは違う世界での冒険のため、常連ボスである[[ウィスピーウッズ]]と差し替えで登場したボス。早い話レンガで出来たウィスピーウッズである。攻撃パターンはウィスピーウッズとほとんど変わらないが、体力が50%をきると、ガレブをはき出す。
; モーリィ
: 縁の丸いサングラスをかけ、首にスカーフを巻いた[[モグラ]]。六つの穴からランダムで出で来て物を投げつけてくる。投げた物によって「ボム」「ホイール」「カッター」をコピーできる。その後「[[参上!ドロッチェ団]]」の2面のボスのモデルとなる。倒すと消滅はせず気絶する(次作のミセスモーリィも同様)。
; [[クラッコ]]
: プププランドとは違う世界に住むクラッコ。攻撃パターンが[[星のカービィ スーパーデラックス]]のものになっている。
; メガタイタン→タイタンヘッド
: 牛のような二本角を持つ、分厚い鎧をまとったロボット。そのためスパークやビームといった電撃系の攻撃しか効かず、それ以外では部屋の両脇にある電極に押し付けてダメージを与えるしかない。4つのロケットパンチで攻撃してくる。倒しても頭部のタイタンヘッドが分離して襲いかかってくる。
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: シルクハットとマントだけの透明なボス。シルクハットから様々なものを出したり所狭しと部屋の中を駆け回る。攻撃方法が[[星のカービィ 夢の泉の物語]]及び[[星のカービィ 夢の泉デラックス]]に登場したペイントローラーに似ている。出した物によって、「ホイール」「スパーク」「スリープ」がコピーできる。
; ???
: [[メタナイト]]に酷似した姿を持つ謎のボス。メタナイトと同様の剣技で攻めて来るが、この戦いでは[[星のカービィ スーパーデラックス]]と同じく、ソードによる戦いを強制されない。攻撃の時に出る星を吸い込むと「ソード」をコピーできる。この人物の正体はダークメタナイト(その時の名前はもう???ではない)
; [[マスターハンド]]&[[マスターハンド#クレイジーハンド|クレイジーハンド]]
: 創造を司る右手マスターハンドと破壊を司る左手クレイジーハンドからなる2体1組のボス。攻撃パターンはどちらも同じだが2体揃っていると連携攻撃を繰り出してくる。元々は[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]シリーズに登場したキャラクター。
; [[メタナイト#ダークメタナイト|ダークメタナイト]]
: ???の正体。メタナイトが持つわずかな邪悪の心が実体化したもの。???の時と同様の剣技に加え、衝撃波や竜巻を繰り出す。攻撃の時に出る星を吸い込むと「ソード」をコピーできる。
; ダークマインド
: 鏡の世界を混乱させた張本人で本作の[[ボスキャラクター#ラストボス|ラストボス]]。鏡の国から全てを支配しようと企んだ。戦闘を開始させるには中央に刺さっているマスターソードを取らなければならない(ただし、マスターソードを取る前に能力を解除し、マスターソードを取ったらすぐに捨てて、もう一度能力星を飲み込むことで今まで持っていた能力で戦うことも出来る)。計5回戦う事になり、第一形態では主に様々なコピー能力を持った星を飛ばす「スターバレット」を使い、第二形態では画面を上下反転にする「リバースワールド」という技や、ゲーム中で唯一当るとライフが2つ減る「ダークビーム」などを使用する。第三形態ではシューティングになり、突進とスターバレットしか使わない。余談だが、第一形態と一部の攻撃がナイトメア・ウィザード、第二形態以降の姿がゼロに酷似している。ちなみに形態は第1~4戦は第一形態、第5~6戦は第二形態となっている。
 
== コピー能力 ==
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; ハンマー(ボンカース)
: [[ハンマー]]で敵を叩く。空中では回転攻撃になり、全方向に攻撃可能。杭を打ち込んだり、固いブロックを壊すことができる。水中でも使用可能。
: 今作では新たに[[星のカービィ スーパーデラックス]]に登場した、ダッシュ中にBボタンでハンマーを振り回しながら突進する「'''ジャイアントスイング'''」と、地上で↑+Bボタンで隙は大きいが非常に威力の高い大技「'''鬼殺し火炎ハンマー'''」が追加されパワーアップしている。鬼殺し火炎ハンマーで大砲の導火線に着火できる。
; スロウ(ファンファン)
: 敵やブロックを吸い込みで引き寄せ、捕らえたものを掴んで投げ飛ばす。投げたものは飛び道具となり、エネルギー球のようなものを纏いながら直線状に飛んでいく。固いブロックを破壊できる。投げる際は十字キー入力によって前方または斜め上下方向への投げ分け、左右の方向転換が可能。掴んでいる状態のものにも攻撃判定があり、それを直接敵に当てても大ダメージを与えることができる。吸い込みはすっぴん状態のものとは異なり、長時間の使用でもカービィが疲れることなく、永続的に吸い込みが可能。
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: 今作では後述する能力「スマブラ」の存在により、この能力特有の利点はあまりないが、こちらの方が下方向以外の方向にも当てやすくなっている。水中で能力の発動はできないが、変身状態で水中に侵入しても解除するまでは石の状態のままで維持できる。
; ファイター(デッシー、バウファイター、ガレブ(アッパー時))
: 多彩な拳法を使い敵を攻撃する。スライディングでボス級の敵にダメージを与えられるようになる。[[星のカービィ スーパーデラックス|スーパーデラックス]]のファイターとは技が変更されており、地上でBボタン連打で連続パンチ→蹴り上げ→蹴り落としのコンビネーション攻撃、地上で横+Bボタンまたは空中でBボタンでスピンキック、ダッシュ中にBボタンでサマーソルトキック、↑+Bボタンでライジングブレイク(空中可)、空中で↓+Bボタンで急降下キック、そしてBボタン長押しで前方に気弾を放つ技「'''パワーショット'''」が使用可能。
: なお、パワーショットは通常は溜める時間に比例して2段階に威力と射程が変化するが、残り体力が1の状態で使用すると強化版の「'''メガパワーショット'''」となり、威力・射程・攻撃判定が通常のパワーショットを遥かに上回り、更に地形貫通効果が加わるほか、パワーショット1段階目程度の短い溜め時間で発射することが可能である。それ故に連射が利くため非常に強力。だが、その際は常にミスと隣り合わせの状況であることを忘れてはならない
; レーザー(レーザーボール、メタルガーディアン)
: 前方に[[レーザー]]を発射する。威力は低いが弾速が速く、ある程度の連射も利く。今作では前作に比べ、より連射が利くようになった。レーザーは普段は直進するが、斜めの地形に当たることで90度反射する。また、大砲の導火線にも着火できる。その性質上、上下に動き回る敵が多い場所では非常に使いにくいが、逆に傾斜した地形が多かったり、敵が横一直線に並んでいる状況ならば強力。
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: [[未確認飛行物体|UFO]]に変身する。コピー中は常に浮遊した状態になり、空中を自由に移動できる。水中でも使用可能。Bボタンを押す長さに応じて鞭ビーム→レーザー→大型ビーム→巨大貫通ビームの4段階に攻撃内容が変化する。他の能力と挙動が似ている攻撃があるが、威力はこちらの方が上である。非常に使いやすく強力だが、コピーできる機会が非常に少なく、すり抜け床や梯子を降りることができなくなるのが難点。
: コピー能力としては特殊で、セントラルサークルに戻る際はこの能力は失われ、強制的にすっぴん状態に戻ってしまう(しかしCPUカービィはこの能力のままセントラルサークルに現れることがある)。また、セントラルサークルから行くことのできるコピー能力博物館でもコピーのもとが存在しないため、コピーできない。
: ちなみに、このコピーを取っている際に携帯通信機を使うと自らパラボラアンテナを伸ばして通信を取る。
; スリープ(ノディ)
: その場で帽子を被り、眠ってしまう。眠っている間は操作不能になるが、さりとて体力回復等の効果があるわけでもなく、無意味に無防備な状態になる。そのため実用性は皆無。しかし、とても可愛い。
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: しかし矢は威力が低い上に攻撃判定が小さく、放物線を描いて飛ぶため遠距離からでは当てにくい。
; スマブラ(マスターハンド)
: [[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]に登場した技を再現した能力。地上でBボタン(連打)で連続パンチを浴びせる「'''バルカンジャブ'''」、地上で横+Bボタンでハンマー、空中で左右入力をせずにBボタンで回転攻撃「'''ティンクルスター'''」、空中で横+Bボタンで回転ハンマー、↓+Bボタンでストーン(空中可)、↑+Bボタンでその場から垂直に斬り上げ→斬り下ろし→衝撃波のコンビネーション攻撃を繰り出す「'''ファイナルカッター'''」(空中可)の6種類の技を使用可能。全体的に攻撃力が高く使いやすい。一部の攻略本では、ファイナルカッターが「'''ファイナルソード'''」と表記されていることもある。
: 導火線以外のしかけは全て作動できる(スマブラDXではバーニング(ダッシュ中Aボタン)が使えたが、仮にこの技が使えるようになると全ての仕掛けに対応できてしまうためか、本作では使えない)。ハンマー系の攻撃はクラッシュや鬼殺し火炎ハンマーに次ぐ高い威力を誇る。なお、この能力には帽子はない(同じマップに居ない他のカービィの能力を示すアイコンは額にSが表示されるものになる)。
; ミサイル(ドッコーン、エアロスター)
: [[ミサイル]]に変身して突撃する。変身中は常に移動した状態となり、静止することはできない。敵や地形に触れるか、再度Bボタンを押すことで爆発し、周囲の敵を攻撃する。攻撃終了時は大きな隙ができる。固いブロックを壊すこともできる。移動速度はホバリングよりも速く、水中に侵入した際は水流に逆らって移動することも可能。
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; マジック(ボクシィ)
: 1回限りの使い捨て能力。カービィがその場でルーレット形式の[[手品|マジック]]を行い、ルーレットが停止した際にカーソルが合わさっていたアイコンの効果をもたらす。なお、能力の効果はプレイ中の全てのカービィに影響する。効果の内容は「画面上の敵が回復アイテムに変化」、「[[メタナイト]]が出現し、画面内を飛び回って攻撃する(この場合、ひも付きステップを作動させることが出来る)」、「コピー能力のルーレットを開始する」等。
: ちなみにこの能力に帽子はないが、能力の使用中に限りカービィは[[シルクハット]]を持っている。
; ミニマム(ミニー)
: カービィが小さくなる能力。普段では通れない狭い通路を通ることができる。使用中は攻撃各種と携帯電話が使用不可になり、移動とジャンプしかできない(ホバリングも不可)。そのため、あくまで局地用としての意味合いが強い。部屋を移ると能力は解除される。
; マスター(マスターソード)
: ダークメタナイトを倒したときに手に入れられる能力。[[星のカービィ (アニメ)|アニメ]]に登場した宝剣ギャラクシアとは別物である。ラスボス「ダークマインド」との対戦時にこの剣で戦うことが出来る。なお、クリア後は常にセントラルサークルの中央に配置されているため、いつでも使うことができる。ゲーム内の全ての仕掛けを作動可能。攻撃を受けると能力を一時的に失うのは他の能力と同じだが、この能力の場合星ではなくマスターソードそのものが画面を飛び回る。更に放っておいたり別のコピー能力をコピーしても、崖に落ちたりしない限り消滅してしまうことはない。
: 性能は前作のミニゲーム「メタナイトでゴー!」で使用可能であったメタナイトの剣技+オリジナル技といったところで、地上でBボタン(または横+Bボタン)で斬りつけ、地上でBボタン連打で「'''ミジンソード'''」、空中でBボタンで回転斬り、↑+Bボタンで真上を突く対空攻撃(空中可)、空中で↓+Bボタンで急降下して突く対地攻撃、Bボタン長押しで前方に貫通力のある巨大な気弾を放つ「'''波動斬り'''」(空中可)、ダッシュ中にBボタンで無敵状態で錐揉み回転しながら突進する「'''スパイラルソード'''」(空中可)、スライディング中に↑+Bボタンで「'''ファイナルソード'''」が使用可能。なお、スライディングはソードと同じく剣で突き刺すモーションに変化するが、こちらは突き刺し部分が多段ヒットするため、より威力が高くなっている。
 
== 携帯通信機 ==
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== サブゲーム ==
メニューから「サブゲーム」を選ぶと出来る。クリア%が0であろうともいつでもできるのは、[[ワープスター]](このミニゲームでは[[カービィのエアライド]]ようにカービィがワープスターの上に乗っている)を操り、ゴールを目指す「波乗りスターライド」、パワーをためてタイミングを岩の照準に合わせてポップスターを割る「ギガトンパンチ」、刹那のタイミングが要される「刹那のつまみ食い」で、その後100%クリアで出来るようになる「勝ち抜きボスバトル」の合計4個である(「ギガトンパンチ」は、[[星のカービィ スーパーデラックス]]のサブゲーム「かちわりメガトンパンチ」のアレンジ)。
==ボツキャラ==
開発中の画面写真では「アンロック」(その画面ではアンロックは煙の中にまぎれており、どんな姿かは不明。)「ローリング」「アッパーゴーレム」(ガレブと同じ姿)というザコ敵がいたが、ゲームには登場していない。
 
== 脚注 ==