「主戸客戸制」の版間の差分

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高橋の学説は方法上の確実性と内容上の説得力に富むもので、現在に至るまで有力なものと見なされている。
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草野は客戸が両税を負担していたとする史料を挙げ、有田納税客戸の存在を主張し続け、高橋説に対抗した。これに対し島居は荒田を耕作している客戸について改めて検討し、この客戸は田土を「所有」しているのではなく、あくまでも「占有」を意味するのであって、荒田の所有者は官であり、客戸は占有権を持つに過ぎず、したがって有田客戸を客戸の具体的な存在形態として一般化することはできないとした。島居の説は高橋以後に残されていた問題を整理・補足したものである。</br />
主客区分の問題に関する研究は島居説を最後として現れておらず、主戸客戸論争は社会経済史研究の全般的な衰退の流れに巻き込まれる形で幕を閉じた。-->