「本」の版間の差分
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[[ファイル:Otvorena knjiga.JPG|thumb|right|250px|現代的な本]]
[[ファイル:Livre Ouvert.jpg|thumb|right|250px|本(部分)]]
'''本'''(ほん、{{lang-en-short|book}})とは、'''書籍'''または
内容([[コンテンツ]])的にはほぼ従来の書籍のようなものでも、紙などに文字を書いたり印刷するのではなく、電磁的または光学的に記録・再生されるものや[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]で流通させるものは、[[電子書籍]]という。
== 呼称の由来 ==
漢字の「本」は、「[[木]]」という漢字の中心線の部分のやや下寄りのところに短い横線で印をつけることによって その部分を指し示した文字であり、樹木の根もとを意味している。これが日本では「ものごとのおおもと」という意味を表すようになった。そこから書写に使うもとの書物を本というようになり、さらには書物全般を指す言葉になった。なお、[[中国語]]においては「本」という言葉に「書籍」という意味は存在しない。書籍という語は、文字を記録した[[書]]と、尊い
[[英語]]のbook、[[ドイツ語]]のBuchは[[古代ゲルマン民族]]の[[ブナ]]の木を指す言葉から出ており、[[フランス語]]のlivre、[[スペイン語]]のlibroはもともと[[ラテン語]]の木の内皮 (''liber'') という言葉から来ている。こちらは大昔にそうした木の皮や木の薄板などに文字を書いたことに由来していると言われている。
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{{出典の明記|section=1|date=2013年11月}}
国により多少の差はあるが、単発的に小部数を発行する'''書籍'''と、定期的に大量部数を発行する'''雑誌'''とは、流通上分けられている。
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** [[単行本]]: 全集・叢書などのシリーズではない単発の本。
** [[全集]]・[[叢書]]([[双書]]): シリーズものとして編まれた本。
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[[日本]]は例外的に書籍流通と雑誌流通の差が少ない国であり、書籍も雑誌流通システムを利用している形になっている。そのため、書籍の流通が効率的になり、流通コストが抑えられ比較的安価である、書籍出版社の負担が少なく資本規模が小さくてすむなどのメリットがある。その一方で、返本サイクルが短く、出版年次の古い書籍を[[書店]]で入手しにくいなどのデメリットがある。[[古本]]は[[古書店]]にて流通している。[[再販売価格維持]]が適用される国・地域もある。本が購入されると、[[著作権]]者に所定の[[印税]]が支払われる。
===その他===
; [[判型]]
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