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'''ウルヘル司教'''(ウルヘルしきょう、[[カタルーニャ語]]:{{lang|ca|Bisbe d'Urgell}}、[[スペイン語]]:{{lang|es|Obispo de Urgel}} )は、[[スペイン]]、[[カタルーニャ州]]の[[カトリック教会]][[ウルヘル]](カタルーニャ語:ウルジェイ)[[教区|司教区]]の[[司教]]。ウルヘル司教は歴史的経緯により、[[共和国大統領 (フランス)|フランス大統領]]とともに[[アンドラ|アンドラ公国]]の[[国家元首]]である'''共同[[大公]]'''を務める。
 
==概説==
ウルヘル司教区の[[司教座]]は、歴史的にアンドラを含むウルヘル全体の首府である[[ラ・セウ・ドゥルジェイ]](カタルーニャ語:La Seu d'Urgell) / セオ・デ・ウルヘル(スペイン語:Seo de Urgel)に[[820年]]以来置かれている。
 
セウ・ドゥルジェイは、カタルーニャ州[[リェイダ県]]北部に位置し、その北北東でアンドラに隣接する[[スペインのコマルカ|コマルカ]]、[[{{仮リンク|アルト・ウルジェイ]]|ca|Alt Urgell|es|Alto Urgel|en|Alt Urgell}}(カタルーニャ語:Alt Urgell)の中心となる町でもある。もっとも、seu「セウ」 / seo「セオ」は司教座聖堂の意味であるから、ラ・セウ・ドゥルジェイ / セオ・デ・ウルヘルは、ウルヘル司教座そのものを意味する。したがって、この司教座の存立が、ウルヘル全体の首府としてのこの町の成立と軌を一にしているといえる。
 
アルト・ウルジェイは高地ウルヘルないし上ウルヘルの意味。ラ・セウ・ドゥルジェイは[[ピレネー山脈]]南麓に位置するアンドラを含むウルジェイ地方の宗教的中心地の一つとなる町である。
 
2003年5月11日、1971年よりウルヘル司教を務めた[[{{仮リンク|ジュアン・マルティ・アラニス]]|ca|Joan Martí i Alanis|es|Joan Martí i Alanis|en|Joan Martí i Alanis}}が引退し、その地位を[[ジュアン・エンリク・ビベス・イ・シシリア]]に譲った。
 
== 関連項目 ==
*[[アンドラ君主一覧]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.bisbaturgell.org/ Bisbat d'Urgell]{{ca icon}} - 公式サイト(カタルーニャ語)]
 
 
{{DEFAULTSORT:うるへるしきよう}}