「ライアン・ロクテ」の版間の差分

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リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得後、ロクテを含む競泳代表の4選手(ロクテ以外の3選手は、{{仮リンク|ジャック・コンガー|en|Jack Conger}}、{{仮リンク|ジョセフ・ベンツ|en|Gunnar Bentz}}、{{仮リンク|ジミー・ファーゲン|en|Jimmy Feigen}})が強盗被害に遭い金品を奪われたと訴えていたが、地元警察の捜査の結果、実際には強盗事件はなく虚偽であったことが判明。ロクテらもこれを認め、謝罪した<ref>{{Cite web |date=2016-08-19 |url=http://www.afpbb.com/articles/-/3098040?cx_part=topstory |title=ロクテら競泳選手の「強盗被害」は虚偽、米国五輪委員会が謝罪 |publisher=AFPBB News |accessdate=2016-08-20}}</ref><ref>{{Cite web |date=2016-08-20 |url=http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/general/news/1697503.html |title=ロクテ謝罪…強盗被害はうそ リオ市長「軽蔑する」 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2016-08-20}}</ref>。事実は、パーティーで[[酒]]に[[酔っ払い|酔い]]、宿泊施設に戻る途中だったロクテとそのチームメイトのジェイミー・ファーゲン、ジョセフ・ベンツ、ジャック・コンガーは、[[ガソリンスタンド]]に立ち寄ると、[[トイレ]]で器物破損行為に及び、壁に向かって[[小便]]をしたため、警備員によって拘束されたというものである。これを隠すために、[[ブラジル]]の悪い治安状況を利用して強盗事件にあったと虚言を行ったが、嘘が発覚。アメリカではこの醜態に「国家の恥」や「リアル[[ピノッキオの冒険|ピノキオ]]」という批判が巻き起こり、[[ニューヨーク・ポスト]]は、「米国人が世界で嫌われるすべての理由を体現した人物(原文 "Ryan Lochte is everything the world hates about Americans")」とロクテを報じた<ref>{{Cite web |date=2016-08-19 |url=http://www.afpbb.com/articles/-/3098118 |title=「愚かな米国人」の典型と化したロクテ、国内でバッシングの嵐 |publisher=AFPBB News |accessdate=2016-08-20}}</ref>。この事態に[[アメリカオリンピック委員会]]はブラジル側に対して謝罪し<ref>{{Cite web |date=2016-08-19 |url=http://www.afpbb.com/articles/-/3098040|title=ロクテら競泳選手の「強盗被害」は虚偽、米国五輪委員会が謝罪 |publisher=AFPBB News |accessdate=2016-08-21}}</ref>、[[国際オリンピック委員会]]は調査を始める方針を表明した<ref>{{cite news |title=ロクテ虚偽証言、IOCが調査へ 規律委、処罰の可能性|newspaper=[[朝日新聞]] |date=2016-8-21 |url=http://www.asahi.com/articles/ASJ8N74CXJ8NUHBI01N.html|accessdate=2016-8-21 | author=田村剛}}</ref>。
また、この事件を水泳選手が起こしたことから[[ウォーターゲート事件]](Watergete)と引っ掛けて「プールウォーターゲート(PoolWatergete)」「ロクテゲート(LochteGate)」といった造語でよばれるようになりツイッターのトレンド入りした。
 
2016年8月21日、アメリカオリンピック委員会は「士気を落とした」「五輪は大きな舞台。選手の行動は世界に大きな影響を与え、ミスをすると取り返しがつかなくなる。選手には、国を代表しているということを理解させたい」として、ロクテに処分を下す考えを示した<ref>{{cite news |title=ロクテ事件「士気下げた」=米国五輪委が処分検討〔五輪〕 |newspaper=[[時事通信社]] |date=2016-8-22 |url=http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082200029&g=spo}}</ref>。