「Wikipedia:ガイドブック 編集方針」の版間の差分
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ウィキペディアの編集方針の中で、もっとも重要とされているのが、'''[[Wikipedia:中立的な観点|中立的な観点]]'''という方針です。世の中には様々な考え方があり、対立し合っている意見もあります。ウィキペディアはこれらのどの意見に対しても'''中立的'''であることを目指しています。これは単なる'''客観的'''というのとは少し違います。主観的な意見について、解説するなと言うわけではないのです。なぜなら、そういう意見が“ある”こと自体は事実ですから。
結果としてどういう書き方が模範的かと言えば、「こういう意見がある。また一方ではこういう意見もある」とすることになります。「これは絶対の真実である」と断定している見方があっても、反対意見があれば、それも公平に扱わないといけません。もちろん、その分野において優勢な意見があれば、それが優勢であることを併せて書くのが望ましいでしょう。ただし、執筆者自身が自説を主張することは
これは難しいことです。政治や宗教が絡む記事など、デリケートな問題だと、そもそも何が事実なのかというあたりからすでに意見が対立してしまいます。また、中立性の難しさは、ひとつひとつの記述にとどまらないところにあります。一文一文は中立的なのに、全体の構成が偏ってしまっている、ということも十分あり得るのです。たとえば、ある人物や団体についての記事に、社会との軋轢(あつれき)を起こした事実ばかりが並んでいたとします。これらすべてが事実であったとしても、その人物や団体の業績も入っていなければ全体としては中立でなくなってしまいますね(逆に問題点に一切言及せずに、賞賛、宣伝に終始するという逆のパターンもあり得ますが、これもやはり、中立的ではありません)。
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何が百科事典的で何が辞書的なのか、その境界線は曖昧なこともあります。そのような微妙なトピックについては、その言葉について、言葉の意味や用法以外に解説と呼べるものができるのかどうか、そこが判断の分かれ目になります。
ただ、専門的な項目では難しい概念を表すための専門用語が必要になることもあります。その項目の中で専門用語を説明することはむしろ奨励されていますし、必要に応じてその専門用語のための独立した項目を作る場合もあるでしょう。その場合でもできるだけ'''百科事典の項目'''であることを意識し
{{FAQinfobox|
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== 記事の体裁 ==
=== 記事名 ===
一から記事を作成する場合、まず問題になるのは記事名(項目名)ですね。記事名は基本的には正式名称を使います。同じ名称で別の
未執筆リンク(赤リンク)を[[クリック]]して新しい項目を作る場合、「赤リンク」のリンク先がそのまま記事名になるので、未執筆リンクを張るときには、リンク先が正式な項目名としてふさわしいものになるようにしてください。{{main|Wikipedia:記事名の付け方}}
=== 本文 ===
次に本文です。文章は[[敬語]]を使わない「常体」(普通体、'''「だ・である」体''')で統一します。構成の基本は概要から次第に詳細な内容を紹介するようにします。まず、記事の最初の段落では、その項目の定義をしっかりと書かないといけません。意識しないと意外に忘れやすいことです。たいていの場合、最初の文は「'''○○'''は××である。」という感じで始まることになるでしょう。タイトルが漢字の場合は、読み仮名を括弧で囲んで表題のあとに付ける
その後に1行空行を空け、概略を述べていきます。段落の数が多くなるようなら、見出しを付けて[[Help:セクション|セクション]](節)に分けます。記事の最後には「== 参考文献 ==」として、[[Wikipedia:出典を明記する|参考にした資料の書誌情報を記載しましょう]]。また末尾に「== 関連項目 ==」と題したリンク集や「== 外部リンク ==」と題した[[Wikipedia:外部リンクの選び方|外部リンク集]]などを加えれば、より意義深い記事ができあがります。
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