「寄生地主制」の版間の差分

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その後、[[貨幣経済]]の進展に伴って、次第に困窮する農民が出てきた。田畑永代売買禁止令では田畑の[[質入]]を禁止しておらず、また[[元禄]]期に発令された[[質地取扱の覚]]により[[質流れ]]が実質的に認められたことで田畑の売買が行われ田畑永代売買禁止令は有名無実化していった。
*(参考)[[本間氏#酒田本間氏|酒田本間氏]]
 
=== 戦前 ===
[[明治維新]]期に行われた[[地租改正]]と、田畑永代売買禁止令の廃止により寄生地主制が進展した。地租改正により土地所有者は[[金銭]]によって[[税金]]を払う[[義務]]が課せられることになったが、貧しい農民には重い負担であり裕福な者に土地を売り渡し小作人になっていった。
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[[沖縄県]]および[[鹿児島県]][[奄美群島]]などは、太平洋戦争終結以降[[アメリカ合衆国による沖縄統治|アメリカの施政権下]]となったため、農地改革が行われなかった。
[[Image:Shouzi Ren1.jpg|thumb|150px|[[庄司廉]]<br />([[鳥取県]][[西伯郡]][[渡町 (境港市)|渡村]]の[[豪農]]・[[寄生地主制|大地主]])]]
 
=== 現代 ===
農業の[[国際競争力]]強化の手段として注目されている。
 
== 著名な地主 ==