「火力発電」の版間の差分

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水蒸気のもつ[[エネルギー]]を、[[タービン]](羽根車)と軸を介して[[回転]]運動へと変換する。
 
発電所で使用される蒸気タービンは、高圧、中圧、低圧の3つのタービンから構成されており、蒸気(主蒸気)は、高圧タービンを回した後、再熱器で再び熱せられ([[再熱サイクル]])、再熱蒸気として中圧タービンへ送られ、最後に低圧タービンを回し復水器へ送られる。このタービンの構成により、一軸型(タンデム・コンパウンド)、二軸型(クロス・コンパウンド)がある。70万kW以上の大出力機では[[ベースロード発電]]向けの運用が多く熱効率が重視されていたことや、高速回転に伴う低圧タービン最終段動翼の遠心力の制約などにより二軸型が使用されることが多いが、建設コストの低減や運用性向上が重視されるようになったため、軽量のチタン動翼による遠心安部が努の緩和や材料強度の改善などにより一軸型を採用た発電所もあてい
 
日本では近年、[[熱効率]]向上のため、蒸気条件を主蒸気温度、再熱蒸気温度ともに600℃前後まで向上させている。