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ウルトラ怪獣列伝より加筆。
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'''ザラブ星人'''(ザラブせいじん)は[[特撮]][[テレビ番組ドラマ]]『[[ウルトラマン]]』をはじめとする[[ウルトラシリーズ]]に登場する架空の[[宇宙人]]。別名「凶悪宇宙人」。
 
名前の由来は兄弟という意味の英語「brother (ブラザー)」を逆から読むとう[[アナグラム]]{{Sfn|怪獣列伝|2008|pp=58-59|loc=「コラム 『ウルトラマン』の怪獣、意外な名前の由来」}}。『ウルトラマン』劇中では「(ザラブ星人の)母星語で兄弟という意味」という星人自身の説明がある。
 
== 『ウルトラマン』に登場するザラブ星人 ==
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これまでにも多くの星を滅ぼしたザラブ星の工作員の1人。母星は第8銀河系にあると語る。ザラブ星人は他の文明を滅ぼすことを目的としており、さまざまな惑星で暗躍している。破壊怪音波とそれを利用した催眠術、指先から発射する光弾<ref name="画報上41" /><ref name="zenchousa" />{{efn|『ウルトラマン大辞典』ではロケット弾<ref name="大辞典" />、『ウルトラ怪獣列伝』ではミサイル<ref name="怪獣列伝71" />と記述している。}}、{{要出典範囲|身体から放出する|date=2016年9月}}放射能霧<ref name="大辞典" /><ref name="全怪獣16" />に加え、高い耐久性ゆえに動くとより強力に拘束する拘束用テープを持つが、この拘束用テープは地球人の涙を浴びると劣化する性質を持つ。一人称は「私」。
 
突如として地球上に広まった放射性ガスを簡単に取り除いたうえさらに軌道を間違えたという地球側の土星ロケットを地球まで誘導し、地球人に対して友好的であるかのような行動をとるが、それらはすべて演技であった。イデ隊員を催眠術で操り、フジ隊員に化けてアラシ隊員に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませて昏倒させ、防衛会議を盗聴する。ウルトラマンであるハヤタ隊員を捕獲してベータカプセルを奪おうとするが、彼がそれを忘れていたために失敗した後、'''[[#にせウルトラマン|にせウルトラマン]]'''に変身して街を破壊することで、ウルトラマンを地球人の敵と思わせようとする。しかし、ホシノ少年にハヤタを救出されたために本物のウルトラマンと戦うことになり、スペシウム光線を撃ち込まれて変身が解け、格闘の末にスペシウム光線で倒される。
 
* スーツアクター・声:[[青野武]]<ref name="BESTBOOK98" /><ref name="画報上41" /><ref name="zenchousa" /><ref name="読本160">{{Harvnb|研究読本|2014|pp=160-161|loc=「エピソードガイド第18話」}}</ref>
* 等身大時には五角形の耳が頭よりせり出しているが、巨大化(戦闘)時には収納されて窪みになっている<ref name="XBD1">{{Harvnb|ウルトラマンX BDBOX I|2015|loc=「KAIJU LABORATORY」}}</ref>。
* 着ぐるみは[[ラゴン (ウルトラ怪獣)|巨大ラゴン]]の改造<ref name="zenchousa"/><ref name="読本160" />。巨大ラゴンから流用した胴体のうち、側面や背面にあった鰭は取り外され、表面の形状のみを活かして塗り直されている。
* 金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』では、他の宇宙人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる(文庫版の『小説ウルトラマン』では挿絵は無し)。その後、描写は無いがウルトラマンに倒されたことが語られている。
* 『[[ウルトラ怪獣大百科]]』での紹介時にはナレーターを青野が担当しており、自ら解説しているような表現となっている。
 
==== にせウルトラマン ====
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地球人とウルトラマンの関係を険悪化させようと狙うザラブ星人が化けた偽者で、ハヤタを拉致したうえで夜の市街地を破壊する。ただし、ウルトラマンの外見を真似ただけなので、スペシウム光線などの特殊能力や、ウルトラマンに匹敵するパワーなどは持っていない<ref name="怪獣列伝74" />。本物に比べて目が赤みを帯び異常に吊り上がっており、耳やつま先、頭部のとさか、顎が尖っていてボディの赤いラインに黒縁が見られるなど異なる点が多いが、ムラマツたちは見分けが付かずに困惑していた{{efn|『ウルトラ怪獣列伝』では、夜の闇に紛れたことで形状の差異を誤魔化したものと解釈している<ref name="怪獣列伝74" />。}}。本物のウルトラマンと対峙した際には、格闘で敵わないと判断して空への逃亡を試みるが、スペシウム光線を受けて本来の姿に戻る。
 
* スーツアクター:池田文男<ref name="BESTBOOK98" /><ref name="zenchousa"/><ref name="読本160" />
* マスクは{{要出典範囲|佐々木明による|date=2016年5月}}新造だが、スーツはウルトラマンのAタイプを改造<ref name="zenchousa"/><ref name="特秘3">{{Cite journal |和書 |date =2016-03-13<!--奥付表記--> |title=ウルトラマンマスクABC大研究 ここまでわかった!初代マンABC徹底検証 |publisher =[[洋泉社]] |journal =別冊[[映画秘宝]] 特撮秘宝 |volume =vol.3 |pages=pp.208-211 |isbn=978-4-8003-0865-8 }}</ref>。足の形状はBタイプと同一<ref name="特秘3" />。
* 出演者クレジットでは'''ニセ・ウルトラマン'''と表記されていた{{efn|資料によっては、表記をこちらに準じている<ref name="大辞典241" /><ref name="画報上41" />。}}。「[[ウルトラ怪獣シリーズ]]」のソフビ人形のタグカードなど、一部では'''ニセウルトラマン'''とも表記されていた{{efn|2009年発売のソフビや、「ウルトラ怪獣名鑑」([[バンダイ]]、[[2002年]])などを除く。}}{{efn|資料によっては、表記をこちらに準じている<ref name="BESTBOOK98" />。}}。『ウルトラ怪獣大全集』では'''にせ・ウルトラマン'''と表記している<ref name="怪獣大全集15" />。
* 劇中で攻撃を行う装軌式ミサイル車両の映像は『[[モスラ]]』からの流用<ref name="zenchousa"/>。
 
=== 2代目 ===
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; 1回目
: 第25回「ウィークポイント! の巻」に登場。[[ウルトラマンA]]に対し、変身能力を駆使し戦う。[[バルタン星人]]や[[ゼットン]]に変身しエースを苦しめるが、ゼットンに変身した際弱点の背中を攻撃され敗退した。
; 2回目
: 第110回「衝撃! アグル対アグルの巻」に登場。[[ウルトラマンガイア#ウルトラマンアグル|ウルトラマンアグル]]に対し、地震攻撃でひるませた後過去のアグルの幻覚を実体化し戦わせるが、迷いを捨てたアグルによって幻覚のアグルが倒され、恐れをなして退却した。
 
* 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、第25回の変身した姿を「'''変身バルタン星人'''」「'''変身ゼットン'''」、第110回のアグルの幻影を「'''霊体ウルトラマンアグル'''」とそれぞれ記載している{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=309}}。
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* 身長:49メートル<ref name = "宇宙船YB07">{{Cite book|和書 |date = 2007-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2007 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=31 |isbn = 978-4-257-13096-3 }}</ref>{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=342}}
* 体重:3万7千トン<ref name = "宇宙船YB07" />{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=342}}
ザラブ星人が変身した偽物のメビウス。にせウルトラマンと同じく目付きが悪く、足先が尖っているほか、全身および頭部の赤いラインに沿って黒いラインが引かれているが、にせウルトラマンと異なりメビュームスラッシュも放てる。この姿で街を破壊し、本物のメビウスをおびき寄せて交戦した末にメビュームスラッシュを受け正体を現した。
* デザインは[[丸山浩 (デザイナー)|丸山浩]]<ref name = "宇宙船YB07" /><ref name = "メビウス兄弟63" /><ref name = "メビウスAD57">{{Harvnb|アーカイブ・ドキュメント|2007|p=57}}</ref>。脚本を担当した長谷川圭一の要望により<ref name = "メビウス兄弟58" />、本物との差異はにせウルトラマンをオマージュしている<ref name = "メビウス兄弟63" />。両目にはザラブ星人と同じ意匠が入っている<ref name = "メビウスAD57" />。
 
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=== 『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』 ===
テレビマガジン版『[[ウルトラマンメビウス#ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦|ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦]]』に登場。
 
『メビウス』劇場版の時と同様に[[ガッツ星人]]、[[ナックル星人]]、[[テンペラー星人]]と宇宙人連合を結成しており、[[ウルトラマンメビウスの登場怪獣#高次元捕食王 アークボガール|アークボガール]]を探して銀河系の果てに到着したウルトラ兄弟を他の3人や復活したUキラーザウルス・ネオと共に攻撃するが、空中でタロウのスワローキックを受けて返り討ちにされた。
 
=== 『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』 ===
テレビマガジン版『[[ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス]]』に登場。
 
アーマードダークネスを手に入れるために[[マグマ星人]]や[[ババルウ星人]]などと宇宙人軍団を結成しウルトラ兄弟と対決する。対決の最中、にせウルトラマンに化けてメビウスを騙し、共にアーマードダークネスが隠されているダークプラネットに向かう。アーマードダークネスを見つけてメビウスを攻撃してくるが、本物のウルトラマンのスペシウム光線を受けて変身を解かれると、アーマードダークネスを運んで逃亡。R惑星へ逃げて運んでババルウ星人に着けさせ、彼らと共に再びウルトラ兄弟と対決する。しかし、アーマードダークネスが動き出したことでババルウ星人は倒れ、暴走したアーマードダークネスを自分たちの戦力にしようとするが、他の宇宙人たちと共にレゾリューム光線を喰らって倒された。
 
=== 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』 ===
OV版『[[ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース]]』に登場。
 
本編に一切関与しておらず、ラストで宇宙空間を漂うギガバトルナイザーを掴む腕のみの登場となっており、この後れが『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』につながることとなる。
 
== 『大怪獣バトル』に登場するザラブ星人 ==
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* 身長:1.8 - 40メートル{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=363}}
* 体重:30 - 2万トン{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=363}}
公式サイトには記載がないが、書籍では'''ザラブ星人(NRB)'''と命名されている<ref>{{Cite journal|和書|date = 2009-04-01|title = 宇宙船vol.124特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2009|journal = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume = vol.124 |issue =(2009.春号)|publisher = [[ホビージャパン]] |page=別冊p.24 |isbn = 978-4894258549 }}</ref>{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=363}}。変身能力を駆使する凶悪な宇宙人だがレイオニクスではなく、宇宙の覇権を狙って戦っているレイオニクスを嫌い、変身能力を駆使してレイオニクスを騙し討ちにしバトルナイザーを奪っていた。奪ったバトルナイザーは自分の顔を模した形のケースに収納している。一人称は「俺様」。
 
輸送飛行中のハルナを襲い、初代と同じく銀色のテープを用いて拘束すると彼女に化けてペンドラゴンに潜入するが、探索中にオキをレイオニクスと誤解したうえ、自分の正体を見抜いて毒殺しようとしていると思い込んで逃げ出したところに本物のハルナと遭遇し、言動から正体が露呈する。とっさに後述のにせウルトラマンに変身するが、船内のいざこざで手を傷めていたようでゴモラにはほとんど歯が立たず、一命は取り留めたものの敗北するとオキが「怪獣マニア」であることを知り、退散した。
 
過去に現れた個体とは異なり、先述のペンドラゴンにおけるいざこざでZAP隊員たちに振り回される、オキの部屋にあった自分の解剖図を見て驚く、退散する際には腰を痛めるなど、終始コミカルな描写や言動が目立った。
 
* 声:青野武
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* 身長:40メートル
* 体重:2万トン
ザラブ星人(NRB)が変身したウルトラマンの偽者。初代同様に目が釣り上がり、耳やつま先が尖っていて腹部に黒線が入っている。ZAPの隊員たちの目の前で変身したため、即座に本物のウルトラマンではないと見破られ、レイが召喚したゴモラと対決する。[[ウルトラマン#ウルトラマンの能力|スペシウム光線]]は撃てないため、素手で立ち向かう羽目になりって劣勢におちいる。ザラブ星人と同じように攻撃して逆に痛がるなど、この戦いもコミカルに描かれている。結局、ゴモラの超震動波を受けて元の姿に戻る。
* 姿は初代のにせウルトラマンと全くじだ一であるが、今回はウルトラマンの目の部分(着ぐるみでうところの覗き穴)が明確になきりと確認できている。
 
=== 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するザラブ星人 ===
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また、百体怪獣[[ウルトラマンベリアル#百体怪獣 ベリュドラ|ベリュドラ]]の左角を構成する怪獣の1体としても姿が確認できる。
* 声:青野武
** 青野が生前最後に声を演じた個体でもある
* 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』や『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSSEY』で使用された物の顔を改造しており、全体的に初代に近いフォルムになっている<ref name = "造型">{{Harvnb|ウルトラ銀河伝説超全集|2009|p=75|loc=造型チーム座談会}}</ref>。巨大な姿でも耳の突起が残っている<ref name="XBD1" />。
 
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* 体重:2万トン{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=369}}
ギガバトルナイザーを手に入れていたザラブ星人が変身した姿。この姿で宇宙牢獄に現れ、番人を退けて牢獄に侵入した。
* スーツは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSSEY』の物の頭部を初代に似せて改修した物<ref name = "造型" />。
 
=== 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するザラブ星人 ===
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EX第14話ではザラブ星のレイオニクスとして登場。好戦的な性格をしており、[[エレキング|EXエレキング]]を操る。この時は[[メトロン星人]]のレイオニクスが操る[[レッドキング|EXレッドキング]]と自身の怪獣を戦わせている姿が見られるだけである。第16話ではメトロン星人を破った主人公の前に現れ、EXエレキングと共に主人公の怪獣と戦うが、こちらも今の主人公に対しては力及ばず敗北する。その後、第17話でレイブラッド星人の[[円盤生物#円盤生物 シルバーブルーメ|シルバーブルーメ]]によってメトロン星人共々、レイオニクスパワーを吸い取られて力尽きる。その後の生死は不明。
 
NEO第10話では[[エンペラ星人#暗黒魔鎧装 アーマードダークネス|アーマードダークネス]]を倒し、手に入れるために主人公の持つネオバトルナイザーを狙い、初代同様にせウルトラマンに変身する。そして、青い球を追ってワームホールを抜け、惑星ハマーにやってきた主人公たちの前に現れ、ウルトラマンのふりをしてネオバトルナイザーを渡すように促すも、失敗して正体が露呈する。それから主人公たちと共にダークネスフィアに吸い込まれた第11話では、[[ウルトラマンメビウスの登場怪獣#冷凍星人 グローザム|グローザム]]がアーマードダークネスの力でパワーアップしたのを見て、自身もその力を得ようとアーマードダークネスの前で巨大化するも逆に組み付かれ、そのまま分解されて取り込まれた。EXに登場したものと同一かは不明。にせウルトラマンの姿の時は紳士的に振る舞いつつもネオバトルナイザーを手に入れようと必死になったり、正体を知られてダークネスフィアに吸い込まれる時は「吸い込まれちゃうから」と叫ぶなど、『ウルトラギャラクシーNEO』のザラブと同様にコミカルな言動も見せていた。
 
ステータスはスピードが高いがディフェンスが低い。必殺技は、頭突きを浴びせる「ザラブヘッドバット」、ウルトラマンとの戦いの際に使用した指から弾を放つ「エネルギーバルカン連射」、怪音波で苦しめる「破壊怪音波」を使う。また、毒属性に強いという一面を持つ。
 
==== 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』に登場するにせウルトラマン ====
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主人公のネオバトルナイザーを奪うためにザラブ星人が変身した姿。ハマーにやって来た主人公達の乗るヴィットリオの宇宙船の前に現れ、ウルトラマンのふりをしてネオバトルナイザーを渡すように言うも、それを頑なに拒否するカネゴンの姿を見て逆上して襲いかかる。しかし、ネオバトルナイザーの怪獣に返り討ちに遭い、元の姿に戻った。
 
ステータスの方は、変身前のザラブ星人のアタックとパワーを強化したようステータスである。本来は外見のみの変身で、本物のようにスペシウム光線などの技は使用できないが、今作では「フェイクスペシウム光線」や「フェイクウルトラ水流」などの必殺技が使用可能となっている。しかし、これらの威力は低い。ザラブ星人の姿に戻ってエネルギーバルカン連射を使った後、再びこの姿になって敵にフェイクスペシウム光線を浴びせる「リアクトアタック」は高い威力を有する。また、ゼットンと組ませることによってタッグ必殺技「ゼットンファイナルビーム」が発動できる。
 
== 『ウルトラマンX』に登場するザラブ星人 ==
『[[ウルトラマンX]]』第4話「オール・フォー・ワン」に登場。
* 身長:1.8 - 40メートル
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第2話のコントパート「怪獣マッサージ」に登場。
 
[[溜池山王駅|溜池山王]]のマッサージ店に来店し、マッサージを受けながら自身の経歴や能力を語る。最後に肩のマッサージを要求するが、の位置判別しにくい体型のため整体師を困惑させることになる。
 
* 声:[[バカリズム]]
 
=== 「THE LOVE」に登場するザラブ星人 ===
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データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア]]』に登場。他の文明を滅ぼす秘密工作員として名の知れた一族とされる。通常のザラブ星人はハンターステーションにいる宇宙人として登場し、『REDKING Hunting』では[[メフィラス星人#メフィラス星人ジェント|メフィラス星人ジェント]]と会話する。また、劇場版『DINO-TANK Hunting』では[[メトロン星人]]、[[ババルウ星人]]と共にチームを組み[[ウルトラセブンの登場怪獣#『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場する恐竜戦車|恐竜戦車]]に挑むも敗退する。
 
=== ザラブ星人レイント ===
2弾より登場。「テープに隠された優しさのハンター」の異名を持つ。拘束用テープを放つリストレインターを右腕に装備している。この拘束用テープを使用しプラズマ怪獣の動きを封じる戦法が得意。
 
=== ザラブ星人ザラガン ===
3弾より登場。「フェローシップザラガン」の異名を持つ。あらゆる星のハンターたちと友好関係を築きたいと願っており、悪名高き工作員のトレードマークとされる専用銃エネルギーバルカンシューターを封印している。
 
=== ザラブ星人ウェイバ ===
4弾より登場。「旋律の調教師」の異名を持つ。プラズマ怪獣のみに有効な破壊怪音波を操るザラブスピーカーポッドを武器とする。口数が多く、物静かな[[ヒッポリト星人#ヒッポリト星人アーチャー|ヒッポリト星人アーチャー]]とは性格も戦法も対照的なライバル同士。
 
== 漫画作品に登場するザラブ星人 ==
* [[内山まもる]]の作品『ウルトラ戦士 銀河大戦争』ではザラブ星人の王'''ザラブ・シーザー'''が[[ジュダ]]の配下として登場。宇宙パトロール中のウルトラ兄弟を罠にかけ、地球を攻撃する。アンドロメロスとアンドロウルフに部下を全員倒されるが、洗脳した兄弟を使って2人を捕らえ、宇宙戦車で撃ち殺そうとするがしたところをバリアで防がれ、兄弟の洗脳もその衝撃で解ける。最期は身体を炎で包んで特攻する'''シーザー・ファイヤー'''で道連れにしようとするが、ウルフのダブルUで首と胴体を切られる。
* 『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』ではメフィラス大魔王配下の鋼魔四天王の1人である闘士ザラブ星人として登場。紳士的な口調で話し、棒術を得意とする。タロウを狙うが、それを庇ったジャックの捨て身の攻撃で倒れる。後に他の四天王と共に新たな装鉄鋼を身に着けて登場し、二大魔神と戦うウルトラ戦士たちに協力する。
* 『[[ウルトラマンSTORY 0]]』では星間連合の幹部の1人として登場。[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]に化けてエースとタロウを翻弄したが、最は倒され
* 『[[ウルトラ忍法帖]]』では悪の組織「朧党」の忍獣「挫羅武」として登場。
 
== ライブステージに登場するザラブ星人 ==
* 『ウルトラマンフェスティバル'95』ではウルトラマンネオスがアーストロンと戦っている間ににせウルトラマンに変身し、ネオスにザム星人の居場所をわざと教え、ネオスが向かっている隙にウルトラマングレートウルトラマンパワードを血祭りに上げようと企む。だが、本物のウルトラマンに見つかって計画は失敗。スペシウム光線を浴びて元に戻り、最後はウルトラアタック光線を受けて絶命する。
* 『ウルトラマンフェスティバル2000』では暗黒の玉を使って偽者のウルトラ戦士たちを多数復活させ、本物のウルトラ戦士たちを倒そうと企む。野心が強い[[ウルトラマンティガの登場怪獣#イーヴィルティガ|イーヴィルティガ]]とは険悪な関係。最後はウルトラマンの八つ裂き光輪を受けて絶命する。
* 『ウルトラマンフェスティバル2008』ではメフィラス星人の部下として登場。よくバルタン星人とコンビを組んでいる。前半では、バルタン星人たちと80、セブン、ヒカリと対決するが、メフィラスの部下の怪獣が倒されるとバルタンと共に逃亡。後半は、再びバルタンと[[バキシム]]と共にセブンを苦戦させるが、初代マンとゾフィーの登場で逆転され、最後は初代マンのスペシウム光線に倒される。
* 『ウルトラマンフェスティバル2009』では第二部に登場。二人組みで2体が登場し互いに暗躍しながら、影から事態を操る。一人そのうち1体はにせウルトラマンに変身し、にせウルトラセブン、ウルトラマンシャドー、エースロボットらと共にウルトラ戦士と戦うも敗北。そのした自らの命を使ってエンペラ星人を蘇らせる。一方もう一人のザラブ星人1体ウルトラマンベリアルの封印を解き放つ。
* アリオ八尾・円谷ジャングルで開催された『大決戦!? 超ウルトラにせ兄弟!!』では、[[マグマ星人]]司会のイベントでにせウルトラマンが登場。偽セブン、エースロボット、イーヴィルティガ、偽ダイナ、偽ガイア(ダメージ版)、[[ULTRA N PROJECT#邪悪なる暗黒破壊神 ダークザギ|ダークザギ]]と共に、ザギを除く全員で子供たちを守るために光線技一斉発射でメビウスを撃退。ザギとイーヴィルの不良じみた睨み合い、ザギの暴走に振り回される偽ダイナ、エースロボ、偽ガイアとそれを取り押さえる本物の初代ウルトラマンと偽マンのタッグマッチ、カメラで自分を撮るザギ、イーヴィルの肩を揉む偽ガイアなど、他の悪役ウルトラマンたちと共にコミカルな様子を多く見せる。最後の記念撮影には本物やメビウスも一緒に参加していたが、ザギだけがそれに首を傾げていた。
 
== ゲーム作品に登場するザラブ星人 ==
* 『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』については、[[#『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するザラブ星人]]を参照。
* 『[[PDウルトラマンバトルコレクション64]]』ではにせウルトラマンが登場(ザラブ星人は未登場)。原作では撃てなかったスペシウム光線を撃てるだけでなく、ウルトラスラッシュやアタック光線まで放つことができる。技のバリエーションは本物のウルトラマンよりも多い。
* 『[[怪獣バスターズ]]』シリーズにも登場。敵怪獣として登場する「にせウルトラマン」を倒すミッションをクリアすると、科学者として仲間になる。以後は主人公たちの仲間になるふりをしながら裏切るタイミングを見計らっている。いつも負けているが虚勢を張ったりしてい憎めないコミカル敵キャラ。にせウルトラマンだけではなくにせメビウスにも変身できる。
* 『[[ロストヒーローズ]]』ではアジトキューブに登場。にせウルトラマンの姿で仮面ライダースカルに化けたマスカレイド・ドーパントと芝居を打つが、原典同様完全な変身でなく、見苦しく命乞いもしたため簡単に見破られる。戦闘になるとスペシウム光線やキャッチリングを使おうとするが、何も起きない。
 
== 過去の映像を流用しての登場 ==
映像は『ウルトラマン』からの流用。
 
*『[[ウルトラ怪獣大図鑑]]』
* 『[[ウルトラ怪獣大図鑑]]』
** 二代目が「ビル街に現れた怪獣たち」というコーナーで紹介された。
* 『[[甦れ!ウルトラマン]]』
** 怪獣総進撃を予期したハヤタのイメージ映像に二代目が登場。
* 『[[ウルトラマンボーイのウルころ]]』
** 初代が「悪者ウルトラマン現る!」というコーナーで紹介された。
 
== その他 ==
* バンダイビジュアルが製作したDVD使用事項の注意では、[[カネゴン]]・[[ダダ (ウルトラ怪獣)|ダダ]]・[[バルタン星人]]と共にDVDを汚したり落書きしたりと乱暴に扱ってい、ウルトラマンに注意されている。
* 映画『[[新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE]]』では[[ウルトラマンキング]]の誕生日を怪獣たちと共に祝福する。
* バラエティ番組『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』[[2009年]][[12月5日]]放送分では『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』の出演オーディションに他の怪獣たちと共に参加。[[プレッシャー (ウルトラ怪獣)|プレッシャー星人]]に妨害され球乗り対決で球から落ちてしまった[[ゼットン]]を起こそうとしていた。
* 『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』(テレビマガジン版2011年7月号掲載分)ではエンペラ星人とレイブラッド星人が率いる宇宙人軍団の1体としてウルティメイトフォースゼロを襲う。
* 2014年8月2日に[[フジテレビONE]]で放送されたテレビ番組『[[ウルトラ怪獣散歩]]』にゲストとして登場<ref name = "散歩">{{Cite web |date=2014-07-31 |url=http://m-78.jp/news/n-2643/ |title=ウルトラ怪獣たちの街ぶら番組『ウルトラ怪獣散歩』CSフジにて8/2(土)放送!声の出演は「東京03」!さらにDVD化も決定! |publisher=[[円谷プロダクション]] |accessdate=2014-11-03}}</ref>。声は[[飯塚悟志]]([[東京03]])<ref name = "散歩" />。