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'''PSR J0537-6910'''は、[[NGC 2060]]の中心部には、PSR J0537-6910という存在する[[中性子星]]が存在すである。これはNGC 2060に阻まれ直接見ることはできず、[[1998年]]に[[X線]]の測定によって発見された。NGC 2060はPSR J0537-6910を生ずる元となった超新星爆発で誕生したと考えられる<ref name="arXiv"/>。
 
その周辺は[[超大質量ブラックホール]]を除いた、宇宙で最も強い[[電場]]がある<ref name="book">ブライアン・ゲンスラー『とてつもない宇宙 ---宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?』松浦俊輔訳、河出書房新社、2012年{{ISBN|978-4309252728}}</ref>。
[[NGC 2060]]の中心部には、PSR J0537-6910という[[中性子星]]が存在する。これはNGC 2060に阻まれ直接見ることはできず、[[1998年]]に[[X線]]の測定によって発見された。NGC 2060はPSR J0537-6910を生ずる元となった超新星爆発で誕生したと考えられる<ref name="arXiv"/>。
 
その周辺は[[超大質量ブラックホール]]を除いた、宇宙で最も強い[[電場]]がある<ref name="book">ブライアン・ゲンスラー『とてつもない宇宙 ---宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?』松浦俊輔訳、河出書房新社、2012年{{ISBN|978-4309252728}}</ref>。
 
PSR J0537-6910は自転周期が1秒以下の[[パルサー|ミリ秒パルサー]]である。正確な自転周期は[[あすか (人工衛星)|あすか]]および[[RXTE]]の測定時期によって異なるが、おおむね0.0161秒である。これは1秒間に約62回転することを示している。この自転周期から、PSR J0537-6910およびNGC 2060は約5000年前に超新星爆発を起こしたと推定されている<ref name="arXiv"/>。