「ホモトピー群」の版間の差分

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== 計算の手法 ==
ホモトピー群の計算は代数トポロジーで学ぶ他のホモトピー[[不変量]]のいくつかよりも一般にはるかに難しい。基本群に対する{{仮リンク|ザイフェルト–ファン・カンペンの定理|en|Seifert–van Kampen theorem}}や[[特異ホモロジー|特異ホモロジー]]および[[コホモロジー]]に対する{{仮リンク|切除定理|en|Excision theorem}}とは異なり、空間をより小さい空間へ分解することによりホモトピー群を計算する単純な方法は知られていない。しかしながら、高次ホモトピー亜群に対するファン・カンペン型の定理に関する1980年代に発展した手法によって、ホモトピー型したがってホモトピー群についての新しい計算ができるようになった。結果については例えば以下にリストされている [http://xxx.soton.ac.uk/abs/0804.3581 Ellis と Mikhailov による2008年の論文]を参照。
 
[[トーラス]]などのいくつかの空間では、すべての高次ホモトピー群(すなわち2次以上のホモトピー群)は自明である。これらはいわゆる{{仮リンク|aspherical space|en|aspherical space}}である。しかしながら、球面のホモトピー群を計算する熱烈な研究にもかかわらず、2次元においてさえ、完全なリストは分かっていない。'''S'''<sup>2</sup> の4次ホモトピー群の計算でさえ定義から思いつくような技術よりもはるかに進んだものが必要なのである。とくに{{仮リンク|セールのスペクトル系列|en|Serre spectral sequence}}はまさにこの目的のために構成されたのである。